報道発表資料
2023年11月13日
- 自然環境
侵略的外来種に関するG7ワークショップの開催について
侵略的外来種に関するG7ワークショップを、2023年11月20日から22日にかけて開催します。報道機関による傍聴は、同年11月20日午前のみ可能です。
また、ワークショップの結果概要に関して、本年11月22日午後に、報道機関向けの説明会を開催します。
傍聴及び説明会参加を御希望の場合は、事前にお申し込みください。
また、ワークショップの結果概要に関して、本年11月22日午後に、報道機関向けの説明会を開催します。
傍聴及び説明会参加を御希望の場合は、事前にお申し込みください。
「侵略的外来種に関するG7ワークショップ」開催趣旨
侵略的外来種は、生物多様性及び生態系サービスに関する政府間科学-政策プラットフォーム(IPBES)が公表した「生物多様性と生態系サービスに関する地球規模評価報告書」において、世界的な生物多様性損失の5大直接要因の1つとされており、その負の影響は地球規模で増加しています。
国境を越えた侵略的外来種の意図的・非意図的な移動の増加による負の影響が深刻化する中で、この課題に対処するための国際協力強化、そして侵略的外来種の移動等に関わる様々な主体の参加が必要とされています。2022年12月に採択された「昆明・モントリオール生物多様性枠組」においても、侵略的外来種に関する目標(ターゲット6)が掲げられ、本年9月にはIPBES総会第10回会合において「侵略的外来種とその管理に関するテーマ別評価報告書」の政策決定者向け要約が承認されたところです。
また、2023年4月に札幌で開催されたG7札幌 気候・エネルギー・環境大臣会合においては、侵略的外来種に関するG7ワークショップを開催し、国・地域レベルでの情報共有、技術開発、民間参画を含む必要な措置を議論し、一連の推奨事項を作成することが合意されました。更に同年5月のG7広島サミットの成果文書にも、侵略的外来種対策のための国際協力を強化することが明記されました。
これらを受け、G7議長国の日本が主導するイニシアティブの一環として、2023年10月に「侵略的外来種に関する国際ウェビナー~『昆明・モントリオール生物多様性枠組』ターゲット6の達成に向けて『IPBES侵略的外来種評価報告書』を基に行動する~」を開催しました。さらに、同月、ケニア共和国・ナイロビにて開催された生物多様性条約第25回科学技術助言補助機関会合(SBSTTA25)において、英国環境・食料・農村地域省(DEFRA)及び国際自然保護連合(IUCN)とともに、サイドイベント「侵略的外来種による悪影響の最小化に向けた国際協力の強化」を開催しました。
本ワークショップでは、当該イニシアティブの下で実施したイベントや議論の集大成として、これまでに得られた情報や意見を踏まえ、G7による侵略的外来種対策の共有や、国際連携強化に向けた議論が行われます。
国境を越えた侵略的外来種の意図的・非意図的な移動の増加による負の影響が深刻化する中で、この課題に対処するための国際協力強化、そして侵略的外来種の移動等に関わる様々な主体の参加が必要とされています。2022年12月に採択された「昆明・モントリオール生物多様性枠組」においても、侵略的外来種に関する目標(ターゲット6)が掲げられ、本年9月にはIPBES総会第10回会合において「侵略的外来種とその管理に関するテーマ別評価報告書」の政策決定者向け要約が承認されたところです。
また、2023年4月に札幌で開催されたG7札幌 気候・エネルギー・環境大臣会合においては、侵略的外来種に関するG7ワークショップを開催し、国・地域レベルでの情報共有、技術開発、民間参画を含む必要な措置を議論し、一連の推奨事項を作成することが合意されました。更に同年5月のG7広島サミットの成果文書にも、侵略的外来種対策のための国際協力を強化することが明記されました。
これらを受け、G7議長国の日本が主導するイニシアティブの一環として、2023年10月に「侵略的外来種に関する国際ウェビナー~『昆明・モントリオール生物多様性枠組』ターゲット6の達成に向けて『IPBES侵略的外来種評価報告書』を基に行動する~」を開催しました。さらに、同月、ケニア共和国・ナイロビにて開催された生物多様性条約第25回科学技術助言補助機関会合(SBSTTA25)において、英国環境・食料・農村地域省(DEFRA)及び国際自然保護連合(IUCN)とともに、サイドイベント「侵略的外来種による悪影響の最小化に向けた国際協力の強化」を開催しました。
本ワークショップでは、当該イニシアティブの下で実施したイベントや議論の集大成として、これまでに得られた情報や意見を踏まえ、G7による侵略的外来種対策の共有や、国際連携強化に向けた議論が行われます。
日時及びプログラム概要
2023年11月20日
- 10:00 ~ 開会
- 10:05 ~ 趣旨説明
- 10:15 ~ 関連国際機関からの報告
- 11:15 ~ 写真撮影(~11:25 傍聴はここまで)
- 午後 G7による情報共有、国際連携強化に関する議論
- 終日 G7による国際連携強化に関する議論
- 午前 G7による国際連携強化に関する議論
- 15:00 ~ 報道機関向け結果概要に関する説明会(~15:30)
「侵略的外来種に関するG7ワークショップ」参加国・機関(予定)
【G7】
- 日本(議長国)、カナダ連邦、欧州連合(EU)、フランス共和国、ドイツ連邦共和国、イタリア共和国、英国、米国
- 生物多様性条約(CBD)事務局、生物多様性及び生態系サービスに関する政府間科学-政策プラットフォーム(IPBES)侵略的外来種評価共同議長、国際自然保護連合(IUCN)
開催場所
▼「侵略的外来種に関するG7ワークショップ」
(傍聴可能日時:2023年11月20日(月)10:00~11:25頃)
- 浜松町コンベンションホール&Hybridスタジオ B会議室
〒105-0013 東京都港区浜松町2-3-1 ニッセイ浜松町クレアタワー6階
▼「侵略的外来種に関するG7ワークショップ」後の報道機関向け説明会
(開催日時:2023年11月22日(水)15:00~15:30)
- 環境省第一会議室
〒100-8975 東京都千代田区霞が関1-2-2 中央合同庁舎5号館22階
報道機関の傍聴等の申込について
▼「侵略的外来種に関するG7ワークショップ」
(傍聴可能日時:2023年11月20日(月)10:00~11:25頃)
- 申込締切り:2023年11月16日(木)17:00まで
- 申込先電子メール:gairai@env.go.jp 担当:末永
- 電子メール件名を「侵略的外来種に関するG7ワークショップ傍聴申込み」とする。
- 本文に、①氏名(ふりがな)、②連絡先の住所、③所属(勤務先)、④電話番号、⑤電子メールアドレス(携帯電話のメールアドレスは不可)の5点を必ず明記。
- 申込みいただいた方には、gairai@env.go.jp から、2023年11月17日(金)12:00までに当日の集合等について電子メールにてお知らせします。
▼「侵略的外来種に関するG7ワークショップ」後の報道機関向け説明会
(開催日時:2023年11月22日(水)15:00~15:30)
※ 同一社から複数名の申込みの場合は、同一の電子メールにてお申し込みください。また、申込者の代理の参加は認めません。
※ 使用言語は次のとおりです。
- 申込締切り:2023年11月20日(月)12:00まで
- 申込先電子メール:gairai@env.go.jp 担当:末永
- 電子メール件名を「侵略的外来種に関するG7ワークショップ報道機関向け説明会申込み」とする。
- 本文に、①氏名(ふりがな)、②連絡先の住所、③所属(勤務先)、④電話番号、⑤電子メールアドレス(携帯電話のメールアドレスは不可)の5点を必ず明記。
- 申込みいただいた方には、gairai@env.go.jpから、2023年11月21日(火)17:00までに当日の集合等について電子メールにてお知らせします。
※ 同一社から複数名の申込みの場合は、同一の電子メールにてお申し込みください。また、申込者の代理の参加は認めません。
※ 使用言語は次のとおりです。
- 「侵略的外来種に関するG7ワークショップ」:英語のみ
- 「侵略的外来種に関するG7ワークショップ」の報道機関向け説明会:日本語のみ
- 環境省「侵略的外来種に関する国際連携強化に向けた会議等」ウェブページ
https://www.env.go.jp/nature/gairai_inter-conf_2023.html
連絡先
環境省 自然環境局野生生物課 外来生物対策室
- 代表
- 03-3581-3351
- 直通
- 03-5521-8344
- 室長
- 松本 英昭
- 室長補佐
- 藤田 道男
- 室長補佐
- 松﨑 花
- 担当
- 末永 珠佑