報道発表資料

この記事を印刷
2023年09月28日
  • 総合政策

令和5年度「体験の機会の場」と連携した教職員等向け環境教育研修の開催 ~環境と上手に共生する暮らしのためのプログラムづくり~

 環境省は、教職員をはじめ企業・団体職員、行政担当者等を対象に、「体験の機会の場」に認定されているOMソーラー株式会社と連携した研修を、静岡県浜松市内にある同社の社屋及び敷地である「地球のたまご」において、令和5年10月28日(土)に開催します。
 
・研修のポイント
 認定「体験の機会の場」である「地球のたまご」では、約33,000㎡に及ぶ自然豊かなフィールドを、体験活動の場として地域の子供たちや市民に開放し、エネルギーや自然共生などに関する学びの機会を提供しています。
 本研修では、「地球のたまご」の施設見学や同施設が実施している環境教育プログラムの体験や環境と上手に共生する暮らしのためのプログラムづくりについて参加者同士で意見交換を行うワークショップ等を行い、効果的な「体験型」環境教育の企画・実践について学びます。

1.研修の目的

 環境省は、文部科学省の協力の下、持続可能な社会の構築を目指して、教職員等を対象とした「令和5年度教職員等環境教育・学習推進リーダー養成研修」を実施しています。その一環として、「体験の機会の場」※1に認定されているOMソーラー株式会社※2の社屋及び敷地である「地球のたまご」において、同社が実施する環境教育プログラムの体験やワークショップを通じて、効果的な環境教育を企画、実践することができるリーダー人材を育成するための研修を行います。
 本研修は、教職員のほか、NPOやNGO、民間企業、行政関係者等を対象としており、持続可能な社会づくりに関心を持つ参加者間の交流・ネットワークの構築にもつながります。
 
※1 「体験の機会の場」認定制度について
 所有又は賃貸借契約等を結んで使用している土地又は建物を、自然体験活動や社会体験活動等の体験の機会の場として所有者等が提供する場合、申請を受けて、都道府県知事等が認定する制度です。現在、全国で32箇所が認定されています。
【参考】:https://www.env.go.jp/policy/post_57.html
 
※2  OMソーラー株式会社について
 1987年に創業。「環境と共生する地域建築の創造と普及を通じて社会に貢献する」を企業理念に、全国の工務店と連携して自然と共生する住宅の普及に取り組んでいます。
 持続可能な社会の実現を目指し、隣接する浜名湖の浄化や生物多様性の確保をコンセプトに設計された1万坪の社屋及び敷地の保全活動に取り組み、社員一人一人が多様な生物の豊かさを学ぶとともに、環境をテーマにした見学や視察を受入れ、これまで蓄積してきた住まいづくりや暮らしに関するノウハウを発信しています。
 【参考】:https://omsolar.jp/(OMソーラー株式会社ウェブサイト)
 
     
【参考】既に発表済みの令和5年度教職員等環境教育リーダー養成研修については、以下のとおりです。

・令和5年度教職員等環境教育リーダー養成研修の開催について(令和5年6月2日(金)報道発表)
https://www.env.go.jp/press/press_01678.html

2.日程・会場・主催等

日程:令和5年10月28日(土) 10:30~16:15(予定)
会場:認定「体験の機会の場」地球のたまご(静岡県浜松市西区村櫛町4601)
主催:環境省
協力:文部科学省
共催:「体験の機会の場」研究機構※3
運営協力:OMソーラー株式会社
 
※3 「体験の機会の場」研究機構について
 都道府県知事等から「体験の機会の場」の認定を受けた事業者が、民間の立場から、体験プログラム等の更なる充実を図るために設立した任意団体で15団体が加盟。

3.内容(予定)

・会社説明・施設(社屋・モデルハウス)見学
・体験プログラム:SDGsの視点で考える家のあり方、暮らし方
・ワークショップ:「環境と上手に共生する暮らしのためのプログラムづくり」
・講義:「学校とつながるためのワンポイントアドバイス」(關口寿也氏 [東京都多摩市立連光寺小学校 校長])
 
森の墓苑#森の墓苑      
(地球のたまご、研修会の様子 写真提供:OMソーラー株式会社)

4.申込方法等

対象:環境教育や体験活動、地域づくりに関心のある方(学校教職員のほか、行政関係者、民間企業やNGO/NPOのスタッフ、大学生等)
申込方法:研修公式サイト内の各コース「お申込みフォーム」に必要事項を記入の上、送信ください。定員(25名)に達した場合は、募集を締め切ります。
〇研修公式サイト:https://www.jeef.or.jp/activities/esd_teacher/
〇お申込みフォーム:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeL87UdZsD2LlNhYjGeI_J6NaW-liaevmvhI3QLU1cwjOMT2w/viewform
参加費:無料(ただし、交通費、宿泊代、昼食代等は自己負担となります。)
交通手段:① 無料送迎バス JR浜松駅より出発(利用希望の方には、事務局から、集合時間・場所等を御連絡いたします。)
     ② 自家用車
 

【研修に関してのお問合せ】
○公益社団法人日本環境教育フォーラム(研修運営事務局)内
担当:中地・金久保
URL:https://www.jeef.or.jp/activities/esd_teacher/
MAIL:esd-kensyu@jeef.or.jp
TEL:03-5834-2897(平日 11:00~16:00)
 

連絡先

環境省大臣官房総合政策課環境教育推進室
代表
03-3581-3351
直通
03-5521-8231
室長
東岡 礼治
室長補佐
大久保千明
室長補佐
富樫 伸介
担当
中村 哲子