報道発表資料
2025年12月23日
- 保健対策
令和7年度スギ雄花花芽調査の結果等について
1.今般、本年度のスギ雄花(おばな)の花芽(はなめ)調査の結果を取りまとめましたので、お知らせします。
2.本年度のスギ雄花の着花量(ちゃっかりょう)について、各地域の過去10年平均値と比べて200%以上となったのは、北海道、山形県、静岡県、愛知県、京都府、大阪府、奈良県、鳥取県、徳島県の9道府県でした。50%未満となったのは青森県、岩手県の2県でした。
3.環境省では、民間事業者等による花粉飛散予測の精度向上を支援するため、観測地点についての詳細情報を提供いたします。以下のホームページを御参照ください。
環境省花粉情報サイト
https://www.env.go.jp/chemi/anzen/kafun/
【調査概要】
調査方法:目視観測
調査時期:令和7年11月及び12月
調査地域:47都道府県
2.本年度のスギ雄花の着花量(ちゃっかりょう)について、各地域の過去10年平均値と比べて200%以上となったのは、北海道、山形県、静岡県、愛知県、京都府、大阪府、奈良県、鳥取県、徳島県の9道府県でした。50%未満となったのは青森県、岩手県の2県でした。
3.環境省では、民間事業者等による花粉飛散予測の精度向上を支援するため、観測地点についての詳細情報を提供いたします。以下のホームページを御参照ください。
環境省花粉情報サイト
https://www.env.go.jp/chemi/anzen/kafun/
【調査概要】
調査方法:目視観測
調査時期:令和7年11月及び12月
調査地域:47都道府県
■令和7年度スギ雄花花芽調査の結果
(1)調査の目的及び経緯
春に飛散するスギ花粉は、前年秋のスギ雄花の着花量(花粉生産量)を確認することで予測することができます。このため、環境省では、平成16年度から毎年スギ雄花花芽調査を行い、その結果を林野庁の調査結果と合わせて公表しています。
(2)調査手法
観測に適した40個体以上のスギを含む、林齢25~60年程度のスギ林をあらかじめ選定の上、その中から40個体のスギを無作為に選び、雄花の花芽の状況について、双眼鏡を用いて観察します。
観察外のスギ林の状況によっては、各地方の観測結果が異なる可能性があります。
本年度の観測は、令和7年11月から12月にかけて、47都道府県※1において実施しました。
※1:観測地一覧
北海道地方:北海道
東北地方:青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県
関東地方:茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県
中部地方:新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県
近畿地方:三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県
中国地方:鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県
四国地方:徳島県、香川県、愛媛県、高知県
九州地方:福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県
観察外のスギ林の状況によっては、各地方の観測結果が異なる可能性があります。
本年度の観測は、令和7年11月から12月にかけて、47都道府県※1において実施しました。
※1:観測地一覧
北海道地方:北海道
東北地方:青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県
関東地方:茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県
中部地方:新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県
近畿地方:三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県
中国地方:鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県
四国地方:徳島県、香川県、愛媛県、高知県
九州地方:福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県
(3)本年度の調査結果
本年11月から12月までスギ雄花花芽調査を実施した結果、本年度のスギ雄花の着花量は、資料1のとおりでした。
また、本年度の着花量が過去10年平均値と比べて200%以上となったのは、 北海道、山形県、静岡県、愛知県、京都府、大阪府、奈良県、鳥取県、徳島県の9道府県※2、50%以下となったのは、青森県、岩手県の2県※3でした。
※2:北海道 328%、大阪府 315%、奈良県 312%、京都府 272%、徳島県 257%、山形県 229%、静岡県 215%、愛知県 213%、鳥取県 202%
※3:青森県 44%、岩手県 49%
(100%で過去10年平均値と同じという意味です)
また、本年度の着花量が過去10年平均値と比べて200%以上となったのは、 北海道、山形県、静岡県、愛知県、京都府、大阪府、奈良県、鳥取県、徳島県の9道府県※2、50%以下となったのは、青森県、岩手県の2県※3でした。
※2:北海道 328%、大阪府 315%、奈良県 312%、京都府 272%、徳島県 257%、山形県 229%、静岡県 215%、愛知県 213%、鳥取県 202%
※3:青森県 44%、岩手県 49%
(100%で過去10年平均値と同じという意味です)
■花粉症対策について
花粉症の症状を軽減するためには、花粉へのばく露を避けることが重要です。このための基本的な対策には、以下のものが挙げられます。
(1)花粉を避ける
・顔にフィットするマスクやメガネを装着する。
・花粉飛散の多い時間帯(昼前後と夕方)の外出を避ける。
・外出を避けるため、テレワークの活用を検討する。
・花粉飛散の多い時間帯(昼前後と夕方)の外出を避ける。
・外出を避けるため、テレワークの活用を検討する。
(2)花粉を室内に持ち込まない
・花粉が付きにくく露出の少ない服装を心がける。
・手洗い、うがい、洗顔、洗髪で花粉を落とす。
・換気方法を工夫する。
・洗濯物や布団の外干しを控える。
・手洗い、うがい、洗顔、洗髪で花粉を落とす。
・換気方法を工夫する。
・洗濯物や布団の外干しを控える。
■その他
環境省では、花粉に関する情報を「環境省花粉情報サイト」において公開しています。このウェブページでは、花粉症に関する最新の知見を紹介する「花粉症環境保健マニュアル」やリーフレット等を掲載しています。
また、環境省では、「花粉症対策の全体像」(令和5年5月30日 花粉症に関する関係閣僚会議決定)に基づき、民間事業者等による花粉飛散予測の精度向上を支援するため、観測地点についての詳細情報を提供いたします。
※環境省花粉情報サイト
https://www.env.go.jp/chemi/anzen/kafun/
※花粉症対策の全体像(内閣官房 花粉症に関する関係閣僚会議ホームページ内)
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/kafun/pdf/230530_gaiyou.pdf
また、環境省では、「花粉症対策の全体像」(令和5年5月30日 花粉症に関する関係閣僚会議決定)に基づき、民間事業者等による花粉飛散予測の精度向上を支援するため、観測地点についての詳細情報を提供いたします。
※環境省花粉情報サイト
https://www.env.go.jp/chemi/anzen/kafun/
※花粉症対策の全体像(内閣官房 花粉症に関する関係閣僚会議ホームページ内)
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/kafun/pdf/230530_gaiyou.pdf
■添付資料
・資料1:令和7年度スギ雄花花芽調査結果
・資料2:令和7年度スギ雄花花芽調査過去10年資料
・資料3:令和7年度スギ雄花花芽調査地点情報
・参考資料1:令和7年春のスギ・ヒノキ花粉の実測総飛散数
・参考資料2:令和7年春のスギ・ヒノキ花粉飛散開始日
・参考資料3:令和7年春のスギ・ヒノキ花粉のピーク日
・参考資料4:令和7年春のスギ・ヒノキ花粉の実測総飛散数過去10年資料
・参考資料5:令和7年春のスギ花粉飛散開始日過去10年資料
※参考資料4については「令和6年春のスギ・ヒノキ花粉の実測総飛散数過去10年資料」の数値を一部訂正しておりますので御留意ください。
【URL】:https://www.env.go.jp/press/press_04186.html
・資料2:令和7年度スギ雄花花芽調査過去10年資料
・資料3:令和7年度スギ雄花花芽調査地点情報
・参考資料1:令和7年春のスギ・ヒノキ花粉の実測総飛散数
・参考資料2:令和7年春のスギ・ヒノキ花粉飛散開始日
・参考資料3:令和7年春のスギ・ヒノキ花粉のピーク日
・参考資料4:令和7年春のスギ・ヒノキ花粉の実測総飛散数過去10年資料
・参考資料5:令和7年春のスギ花粉飛散開始日過去10年資料
※参考資料4については「令和6年春のスギ・ヒノキ花粉の実測総飛散数過去10年資料」の数値を一部訂正しておりますので御留意ください。
【URL】:https://www.env.go.jp/press/press_04186.html
連絡先
環境省大臣官房環境保健部企画課熱中症対策室
- 代表
- 03-3581-3351
- 直通
- 03-6206-1732
- 室長
- 中山 美恵
- 室長補佐
- 継松 方良
- 担当
- 草間 遼大