報道発表資料

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2025年12月19日
  • 地球環境

「CCUS社会実装シンポジウム」の開催について

1.環境省は、令和8年1月29日(木)に「CCUS社会実装シンポジウム」を開催します。

2.   本シンポジウムでは、CCUSの国内の最新動向や環境省の事業成果を共有します。
■ 概要
  2050年カーボンニュートラルの実現には、脱炭素に資するあらゆる対策・施策を総動員することが不可欠となります。その中でもCCUS(二酸化炭素の回収・有効利用・貯留技術(Carbon dioxide Capture, Utilization and Storage))は産業活動から排出されるCO2を可能な限り低減しても排出が避けられない分野において、確実にCO2の排出を抑制することができる脱炭素化に向けた重要な取組の一つです。
  今般、CCUSの国内の最新動向や環境省で実施してきた事業成果を共有し、CCUSの社会実装の加速化を促進することを目的に、「CCUS社会実装シンポジウム」を開催します。
 
■ 開催について
  1.開催日時    令和8年1月29日(木) (10:00~16:50)
           (17時00分~18時00分に名刺交換等交流会を開催いたします。)
  2.形  態   ハイブリッド方式(会場及びZoomによるWEB会議)にて開催
  3.会  場   虎ノ門ヒルズフォーラム メインホール
  4.定  員   会場150名(先着順)、WEB会議1,000名(先着順)
  5.主  催   環境省
  6.参加費    無料
  7.使用言語   日本語
  8.プログラム  下記参照
  9.参加申込み
    本シンポジウムは会場及びZoomによるWEB会議で行います。事前申込制(先着順)としますので、参加を希望される方は、以下の参加登録ページからお申し込みください。
 
   【参加登録】
   〇 会場参加をご希望される方      
   〇 WEB会議参加をご希望される方
   ※  申込数が会場の定員を超えた場合は、ご参加いただけないことがあります。
   ※  開催後、一定期間アーカイブ配信を行う予定です。
 
  10.講演資料
    当日の資料は、令和8年1月28日(水)までに、以下URLへ掲載予定です。
 
■ 個人情報の取り扱い
  本シンポジウムへの参加受付は、本シンポジウム事務局の一般財団法人カーボンフロンティア機構及び株式会社JTBコミュニケーションデザインが担当しています。お申込みによって得られた個人情報は厳重に管理し、本シンポジウム運営における業務の目的のみに利用し、法令等に基づく場合を除き、第三者への提供を行いません。利用目的終了後、適切な方法で廃棄します。

プログラム(予定) 
時間 項目 講演者、“演題“
<開会>
10:00-10:05 開会、挨拶 環境省
<基調講演>
10:05-10:25 基調講演1 環境省 地球環境局 地球温暖化対策課 地球温暖化対策事業室
“環境省におけるCCUSの取組”
10:25-10:45 基調講演2 経済産業省 資源エネルギー庁 資源・燃料部 燃料環境適合利用推進課
“経済産業省におけるCCUSの取組”
<テーマ1:CCU技術>
10:45-11:05 講演1 東芝エネルギーシステムズ株式会社
“CO2電解技術によるカーボンリサイクルの社会実装 ~合成燃料・化成品への展開~”
11:05-11:25 講演2 カナデビア株式会社
“カナデビア株式会社の脱炭素化の取組事例の紹介”
<テーマ2:二酸化炭素分離・回収技術>
11:25-11:45 講演3 東芝エネルギーシステムズ株式会社
“液体吸収剤による二酸化炭素分離回収事業の社会実装に向けた取組”
11:45-12:05 講演4 川崎重工業株式会社
“アミン吸着剤によるCO2分離回収技術の社会実装に向けた川崎重工の取組”
12:05-13:30 休憩(昼休憩)
<テーマ3:CCS技術>(モデレーター:平井 秀一郎氏 (名誉教授, 国立大学法人東京科学大学))
<3-1:洋上圧入CCS技術>
13:30-13:55 講演5 一般財団法人カーボンフロンティア機構
“浮体からの洋上圧入CCS ~事業の全体像と利点、コスト、ポテンシャル~”
13:55-14:15 講演6 上野トランステック株式会社
“CO2輸送船における液化CO2の取り扱い”
14:15-14:35 講演7 千代田化工建設株式会社
“洋上浮体圧入方式における2浮体間の液化CO2移送に係るフローアシュアランス”
14:35-14:55 講演8 QJサイエンス株式会社
“CCSにおけるリスクマネジメント手法とケーススタディ結果”
14:55-15:15 休憩(コーヒーブレーク)
<3-2:CCSのモニタリング技術>
15:15-15:35 講演9 大日本ダイヤコンサルタント株式会社
“FWI実証結果と洋上圧入CCSの地下モニタリングの考え方について”
15:35-15:55 講演10 国立大学法人東京大学
“海域CO2貯留での小型震源装置とDASの利用による環境配慮型連続モニタリングシステムの構築”
15:55-16:15 講演11 国立大学法人東京大学
“科学的根拠に基づいた測点を用いる海洋モニタリング実証結果”
16:15-16:35 講演12 株式会社KANSOテクノス
“海底下におけるCCSのCO2モニタリング”
16:35-16:45 テーマ3
総括
平井 秀一郎氏 (名誉教授, 国立大学法人東京科学大学)
<閉会>
16:45-16:50 閉会
<その他>
17:00-18:00 名刺交換等交流会
※ 演題等は変更になる場合があります。

■ 問合せ先
  CCUS社会実装シンポジウム事務局(担当:一般財団法人カーボンフロンティア機構(沼田、鈴木)、株式会社JTBコミュニケーションデザイン(清水、河村))
  ・メールアドレス:envccus◎jtbcom.co.jp
   (送信の際は「◎」を「@」に置き換えてください。)
  ・件名:【問合せ】1/29 CCUS社会実装シンポジウム
  ・本文:氏名、企業・団体名、所属、電話番号、用件


 

連絡先

環境省 地球環境局 地球温暖化対策課 地球温暖化対策事業室
代表
03-3581-3351
直通
03-5521-8339
室長
長谷川 敬洋
調整官
豊村 紳一郎
専門官
田口 浩
担当
中島 光博
担当
栁田 広宣