西村環境大臣のブータン訪問結果について

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１．西村明宏日本国環境大臣は、2023年７月29日から31日までブータン王国を訪問しました。

２．ブータン王国滞在中、ジグミ・ケサル・ナムギャル・ワンチュク国王陛下に謁見したほか、ロティ・ツェリン首相、タンディ・ドルジ外務・貿易大臣及びロクナス・シャルマエネルギー・天然資源大臣と日・ブータンの環境協力について意見交換を行いました。

３．また、我が国が国連開発計画（UNDP）を通じて支援した電気自動車の充電ステーションの開所式に出席しました。

１．国王陛下謁見及び関係閣僚との意見交換

西村明宏日本国環境大臣は、ブータン王国滞在中にジグミ・ケサル・ナムギャル・ワンチュク国王陛下に謁見したほか、ロクナス・シャルマエネルギー・天然資源大臣と会談し、さらにロティ・ツェリン首相及びタンディ・ドルジ外務・貿易大臣に表敬訪問しました。

（１）ジグミ・ケサル・ナムギャル・ワンチュク国王陛下への謁見

　2023年７月31日、西村明宏日本国環境大臣は、ジグミ・ケサル・ナムギャル・ワンチュク国王陛下（His Majesty Jigme Khesar Namgyel Wangchuck，King of Bhutan）に謁見し、二国間クレジット制度（JCM）や早期警戒システムに関する今後の協力について意見交換を行いました。西村環境大臣より、今後もブータン王国の持続可能な開発を支援し、日・ブータン間の更なる交流が深まるよう取り組んでいく旨述べました。

（２）ロクナス・シャルマエネルギー・天然資源大臣との意見交換

　2023年７月30日、西村環境大臣は、ロクナス・シャルマエネルギー・天然資源大臣（H.E. Lyonpo Loknath Sharma, Minister of Energy and Natural Resources of Bhutan）と会談し、日・ブータンの今後の環境分野での連携について意見交換しました。

　具体的には、西村環境大臣より国際協力機構（JICA）を通じたこれまでの廃棄物管理プロジェクトによって生活環境及び公衆衛生の改善に貢献してきたことについて紹介しました。

これに対して、シャルマエネルギー・天然資源大臣より、廃棄物分野におけるこれまでの日本の協力に対して感謝の意が示されるとともに、二国間クレジット制度（JCM）の早期構築や早期警戒システムに対する今後の支援について要望が示されました。

　二国間クレジット制度（JCM）については、西村環境大臣の提案に基づき、ブータン王国側の理解を深めるための情報提供の機会を設けることとなりました。

２．EV充電ステーション開所式

2023年７月30日、西村環境大臣は、日本政府が国連開発計画（UNDP）を通じて支援したEV充電ステーションの開所式に出席しました。西村環境大臣は、この事業を通じてブータン王国の交通分野における気候変動対策が進むことへの期待を述べました。

連絡先

環境省地球環境局国際脱炭素移行推進・環境インフラ担当参事官室

代表: 03-3581-3351
直通: 03-5521-8246
参事官: 水谷　好洋
参事官補佐: 辻　景太郎
参事官補佐: 迫口　貞充
参事官補佐: 髙橋　妙子