報道発表資料
2025年12月16日
- 地球環境
第7回国連環境総会(UNEA7)の結果について
1.2025年12月8日から同年12月12日にかけてケニア共和国・ナイロビにおいて第7回国連環境総会(UNEA7)が開催されました。
2.我が国からは、土居健太郎環境省地球環境審議官ら、環境省、外務省及び農林水産省からなる代表団が参加し、閣僚級会合や関連サイドイベントへ出席
したほか、各決議等の採択に向けた交渉対応、バイ会談等を実施しました。
3.今次会合では、閣僚宣言のほか、我が国とパナマとの共同提案による「シナジー・協力・連携の国際環境条約及び他の関連環境文書の国内実施における
促進」に関する決議等が採択されました。
2.我が国からは、土居健太郎環境省地球環境審議官ら、環境省、外務省及び農林水産省からなる代表団が参加し、閣僚級会合や関連サイドイベントへ出席
したほか、各決議等の採択に向けた交渉対応、バイ会談等を実施しました。
3.今次会合では、閣僚宣言のほか、我が国とパナマとの共同提案による「シナジー・協力・連携の国際環境条約及び他の関連環境文書の国内実施における
促進」に関する決議等が採択されました。
■ 会合概要
会 期: 本会合:2025年12月8日~同年12月12日
閣僚級会合:2025年12月11日~同年12月12日
公開常駐代表委員会(OECPR):2025年12月1日~同年12月5日
場 所: ケニア共和国・ナイロビ
テーマ:強靭な地球のための持続可能な解決策の促進(Advancing sustainable solutions for a resilient planet)
参加者:186か国から6000人以上(UNEP事務局プレスリリースより)
閣僚級会合:2025年12月11日~同年12月12日
公開常駐代表委員会(OECPR):2025年12月1日~同年12月5日
場 所: ケニア共和国・ナイロビ
テーマ:強靭な地球のための持続可能な解決策の促進(Advancing sustainable solutions for a resilient planet)
参加者:186か国から6000人以上(UNEP事務局プレスリリースより)
■ 成果文書
(1)閣僚宣言「強靭な地球のための持続可能な解決策の促進」のポイント
・相互関連する地球環境問題対処のため、気候変動、生物多様性、汚染、循環経済等の幅広い分野で行動を決定
・プラスチック汚染に関する条約策定に向け、緊急に連帯して建設的かつ積極的に参画し続ける共通の決意を再確認
・多国間環境条約等の実施におけるシナジー(相乗効果)の極めて重要な意義を再確認
・プラスチック汚染に関する条約策定に向け、緊急に連帯して建設的かつ積極的に参画し続ける共通の決意を再確認
・多国間環境条約等の実施におけるシナジー(相乗効果)の極めて重要な意義を再確認
(2)我が国とパナマとの共同提案決議のポイント
・決議名:シナジー・協力・連携の国際環境条約及び他の関連環境文書の国内実施における促進に関する決議(以下「UNEA7シナジー決議」という)
・第6回国連環境総会で我が国が提案し採択された同名決議(以下「UNEA6シナジー決議」という)の後継決議。両国の共同提案後、アルメニアもコスポンサー
に加入。
・UNEA6シナジー決議に立脚しつつ、ステークホルダーやパートナーとの協力等を通じた、国レベル・ローカルレベルにおける更なるシナジー実現のための
追加的アプローチの模索を加盟国に奨励。
・また、国連地域経済社会委員会を含む地域協力機関に対する多国間協力やマルチステークホルダーの協力におけるシナジーの発揮促進を招請するとともに、
UNEP(国連環境計画)事務局長へシナジー促進のための各種行動を要請。
・第6回国連環境総会で我が国が提案し採択された同名決議(以下「UNEA6シナジー決議」という)の後継決議。両国の共同提案後、アルメニアもコスポンサー
に加入。
・UNEA6シナジー決議に立脚しつつ、ステークホルダーやパートナーとの協力等を通じた、国レベル・ローカルレベルにおける更なるシナジー実現のための
追加的アプローチの模索を加盟国に奨励。
・また、国連地域経済社会委員会を含む地域協力機関に対する多国間協力やマルチステークホルダーの協力におけるシナジーの発揮促進を招請するとともに、
UNEP(国連環境計画)事務局長へシナジー促進のための各種行動を要請。
(3)その他の成果文書
・UNEA7シナジー決議を含む計11本の決議、及びUNEPの中期戦略や活動計画・予算を含む計3件の決定が採択され、 我が国代表団はこれら文書の採択に
向けた交渉に積極的に貢献した。
向けた交渉に積極的に貢献した。
■ その他
・土居健太郎環境省地球環境審議官が閣僚級会合でナショナルステートメントを実施したほか、循環経済や保健に関するリーダー対話等のイベントへ参加し
我が国の取組についても発言した。さらに関係国(モンゴル、英、蘭、オマーン(UNEA7議長)、シンガポール)や国際機関(生物多様性条約事務局長)と
バイ会談を実施した。
我が国の取組についても発言した。さらに関係国(モンゴル、英、蘭、オマーン(UNEA7議長)、シンガポール)や国際機関(生物多様性条約事務局長)と
バイ会談を実施した。
参考リンク
・UNEA7シナジー決議 原文(英語)
・外務省によるUNEA7概要と評価(後日発表され次第追記)
・外務省によるUNEA7概要と評価(後日発表され次第追記)
連絡先
環境省地球環境局国際連携課
- 代表
- 03-3581-3351
- 直通
- 03-5521-8243
- 課長
- 内藤 冬美
- 課長補佐
- 浜 一朗
- 担当
- 中根 宏
- 担当
- 阿部 優季奈