報道発表資料
2022年12月27日
- 地球環境
令和3年度のフロン排出抑制法に基づく業務用冷凍空調機器からのフロン類充塡量及び回収量等の集計結果について
「フロン類の使用の合理化及び管理の適正化に関する法律」(以下「フロン排出抑制法」という。)に基づき、第一種フロン類充塡回収業者は、毎年度、前年度にフロン類を充塡、回収、再生した量、第一種フロン類再生業者やフロン類破壊業者に引き渡した量等を都道府県知事に報告し、都道府県知事はその報告を取りまとめて主務大臣に通知することとなっています。
今般、環境省及び経済産業省は、都道府県知事から令和3年度実績の通知を受け、その集計結果を取りまとめましたので公表いたします。
環境省では、フロン類の使用の合理化及び管理の適正化を一層促進していくため、経済産業省や都道府県等とも連携しつつ、フロン排出抑制法の施行の徹底を図っていきます。
今般、環境省及び経済産業省は、都道府県知事から令和3年度実績の通知を受け、その集計結果を取りまとめましたので公表いたします。
環境省では、フロン類の使用の合理化及び管理の適正化を一層促進していくため、経済産業省や都道府県等とも連携しつつ、フロン排出抑制法の施行の徹底を図っていきます。
1.集計結果概要
(1) 充塡量
令和3年度に充塡されたフロン類の量は約4,664トン(対前年度比約280トン減。以下、括弧内は対前年度比。)、充塡された業務用冷凍空調機器の台数は約53万台(約0.5万台減)であり、それらの内訳は以下のとおりです。
・ 機器の設置以外時 :約3,175トン(約202トン減)、約37万台(約0.02万台減)
・ 機器の設置時 :約1,489トン(約78トン減)、約17万台(約0.4万台減)
(2) 回収量
令和3年度に回収されたフロン類の量は約5,143トン(約91トン減)、回収された業務用冷凍空調機器の台数は約155万台(約4.3万台増)であり、それらの内訳は以下のとおりです。
・ 機器の廃棄時 :約3,947トン(約8トン減)、約132万台(約4.5万台増)
・ 機器の整備時 :約1,196トン(約83トン減)、約24万台(約0.2万台減)
令和3年度に充塡されたフロン類の量は約4,664トン(対前年度比約280トン減。以下、括弧内は対前年度比。)、充塡された業務用冷凍空調機器の台数は約53万台(約0.5万台減)であり、それらの内訳は以下のとおりです。
・ 機器の設置以外時 :約3,175トン(約202トン減)、約37万台(約0.02万台減)
・ 機器の設置時 :約1,489トン(約78トン減)、約17万台(約0.4万台減)
(2) 回収量
令和3年度に回収されたフロン類の量は約5,143トン(約91トン減)、回収された業務用冷凍空調機器の台数は約155万台(約4.3万台増)であり、それらの内訳は以下のとおりです。
・ 機器の廃棄時 :約3,947トン(約8トン減)、約132万台(約4.5万台増)
・ 機器の整備時 :約1,196トン(約83トン減)、約24万台(約0.2万台減)
2.令和3年度における廃棄時のフロン類回収率は推計値で約40%となりました(前年度は約41%)
令和2年4月1日施行の改正フロン排出抑制法では、ユーザー(機器の管理者)がフロン類を回収し充塡回収業者へ確実な引渡しを行う取組を進めるよう罰則規定を強化するなど、都道府県による指導監督の実効性を向上させる新たなスキームを設けるとともに、フロン回収が確認できない機器については廃棄物・リサイクル業者等が引き取ることを禁止する仕組みを新たに整備しており、その確実な施行等により、回収率の向上を図っています。
また、フロン類使用製品のノンフロン・低GWP化、業務用冷凍空調機器の使用時漏えい防止等、フロン類の更なる排出抑制を進めていきます。
また、フロン類使用製品のノンフロン・低GWP化、業務用冷凍空調機器の使用時漏えい防止等、フロン類の更なる排出抑制を進めていきます。
フロン排出抑制法に基づくフロン類回収量等の推移
添付資料
連絡先
環境省地球環境局地球温暖化対策課 フロン対策室
- 代表
- 03-3581-3351
- 直通
- 03-5521-8329
- 室長
- 豊住 朝子
- 室長補佐
- 村井 辰太朗
- 係長
- 長澤 真利