報道発表資料

この記事を印刷
2022年11月17日
  • 地球環境

第8回JCMパートナー国会合を開催しました

2022年11月16日、エジプト・アラブ共和国シャルム・エル・シェイクで開催されている国連気候変動枠組条約第27回締約国会議(COP27)のジャパン・パビリオンにて、「第8回JCMパートナー国会合」を開催しました。
 
JCMを通じて、パートナー国におけるNDC達成、持続可能な開発に貢献していることが歓迎されました。また、JCMの更なる実施に向けて、パートナー国間で協力を強化していくことが確認されました。
 
環境省としては、引き続きJCMの実施を通じて世界の脱炭素化に向けて貢献してまいります。

■第8回JCMパートナー国会合結果概要

本会合には、西村環境大臣と二国間クレジット制度(JCM)のパートナー国(24カ国)のうち17カ国の代表者が出席しました。パートナー国における230件以上の温室効果ガス削減事業により、パートナー国におけるNDC達成や持続可能な開発に貢献していることが歓迎されました。また、JCMの更なる実施に向けてパートナー国間で協力を強化していくことが確認されました。
今後もパリ協定第6条に沿った市場メカニズムとしてJCMを実施し、地球規模での温室効果ガス排出削減・吸収、パートナー国のNDC達成及び持続可能な開発に貢献し、世界の脱炭素化に向けた取組に貢献していきます。
 
  1. 日時 2022年11月16日 17:00 ~ 17:30 
  2. 場所 COP27 ジャパン・パビリオン(エジプト・アラブ共和国 シャルム・エル・シェイク) 
  3.  主な出席者 ※次官級以上が出席した国                                                                     
  日本国                 西村 環境大臣
  モンゴル国             バトジャルガル 気候変動特使
  チリ共和国             ディエゴ エネルギー大臣
  セネガル共和国   ンドワイ環境・持続可能な開発大臣
  パラオ共和国    セイド国連大使

【参考1】 二国間クレジット制度(JCM:Joint Crediting Mechanism)概要
  •   途上国等への優れた脱炭素技術等の普及や対策実施を通じ、実現した温室効果ガス排出削減・吸収への我が国の貢献を定量的に評価し、我が国のNDCの達成に活用するもの。
  •  2013年にモンゴルとの間で初めて署名したことを皮切りに、これまでに24か国とJCMを構築し、230件以上のプロジェクトを実施中
 
※ モンゴル、バングラデシュ、エチオピア、ケニア、モルディブ、ベトナム、ラオス、インドネシア、コスタリカ、パラオ、カンボジア、メキシコ、サウジアラビア、チリ、ミャンマー、タイ、フィリピン、セネガル、チュニジア、アゼルバイジャン、モルドバ、ジョージア、スリランカ、ウズベキスタン 

連絡先

環境省地球環境局 国際脱炭素移行推進・環境インフラ担当参事官室
代表
03-3581-3351
直通
03-5521-8246
参事官
水谷 好洋
国際企画官
小圷 一久
JCM推進企画官
重松 賢行
主査
宇賀 まい子
担当
中山 雅樹