報道発表資料

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2022年08月02日
  • 地球環境
  • 再生循環

アフリカのきれいな街プラットフォーム第3回全体会合の結果について

  1. 環境省は、独立行政法人国際協力機構(JICA)、横浜市、国連環境計画(UNEP)及び国連人間居住計画(UN-Habitat)とともに、チュニジア・チュニス市で行われる第8回アフリカ開発会議(TICAD8)のパートナー事業として、「アフリカのきれいな街プラットフォーム(ACCP)第3回全体会合」を2022年7月25日~29日にオンライン会議方式で開催しました。
  2. 開会挨拶では、山口環境大臣がビデオメッセージで参加し、アフリカの適正な廃棄物管理やサーキュラーエコノミーの重要性について述べました。
  3. 成果文書としてACCPの今後の活動の方向性を示す「ACCPチュニス行動指針」が採択されました。

会合の概要

・日程:2022年7月25日~ 29日 18:00~21:00(日本時間。以下同じ。)
・方式:完全オンライン会議方式
・主催:環境省、JICA、横浜市、UNEP、UN-HABITAT(ホスト:チュニジア政府、チュニス市)
・参加:ACCPパートナー(環境省、JICA、横浜市、UNEP、UN-HABITAT)
    ACCPメンバー(42ヶ国、チュニス市を含む108都市)
    ACCP準会員(イスラム開発銀行、JBIC、欧州投資銀行、AEPW(Alliance to End Plastic Waste)) 他
・言語:英語、フランス語 ※ 日本語なし
・プログラム
  ○7月25日 18:00~21:00
   開会 ※ 山口環境大臣、ビデオメッセージにて挨拶
   基調講演
   第2回の成果文書「横浜行動指針」に基づくこれまでの活動の進捗の共有


  ○7月26日 18:00~21:00
   アフリカ廃棄物管理の課題へのACCPのアプローチ
   オープンダンプから適正管理へ

 
  ○7月27日 18:00~21:00
   知識の共有・能力開発
   パネルディスカッション(テーマ:知識能力のギャップ)

 
  ○7月28日 18:00~21:00
   日本とアフリカの廃棄物イノベーション
   パネルディスカッション(テーマ:クリーン都市に向けて必要なこと)

 
  ○7月29日 18:00~21:00
   ACCP準会員の紹介
   チュニス行動指針の採択
   閉会 ※ 小野地球環境審議官、挨拶
 

プログラム詳細は、下記のURLより御覧ください。
https://unhabitat.org/african-clean-cities-3rd-accp-assembly

会合の結果

COVID-19への配慮のため完全オンライン会議形式で開催する中、48か国からのべ566名が参加しました。また、本会合での議論を取りまとめた成果文書として、「チュニス行動指針」が採択されました。同行動指針では、ACCP第2回全体会合(2019年、横浜開催)で採択された「横浜行動指針」に盛り込まれた項目の更なる推進に加え、以下の活動も今後3年間で展開していくこととしています。

 ○脱炭素移行に向けた、最終処分場の適正管理「福岡方式」の普及
 ○プラスチック廃棄物・医療系廃棄物・E-wasteの削減、適正処理や資源循環の推進

本会合の成果は、2022年8月27~28日に開催されるTICAD8に報告される予定です。

連絡先

環境再生・資源循環局 総務課 循環型社会推進室
代表
03-3581-3351
直通
03-5521-8336
室長
水谷 努 (内線 5225)
担当
伊藤 貴輝 (内線 5751)
担当
二村 岳志 (内線 5220)
担当
田中 瑛子 (内線 5212)