報道発表資料

この記事を印刷
2025年07月18日
  • 総合政策

令和7年度「体験の機会の場」と連携した環境教育・学習推進リーダー養成研修の開催~「自然エネルギーを活用した住まいづくりの場から学ぶ」―気候危機の時代に考える私たちの住まいと暮らし―~

 環境省は、学校教職員のほか、行政関係者、民間企業、NPO/NGO、大学生・大学院生等の環境教育や体験活動、地域づくりに関心のある方を対象に、「体験の機会の場」に認定されているOMソーラー株式会社 地球のたまご(運営:OMソーラー株式会社)と連携した研修を、静岡県浜松市において開催します。開催日程は、令和7年8月23日(土)です。

■研修の目的

 環境省は、文部科学省の協力の下、持続可能な社会の構築を目指して、教職員等を対象とした「令和7年度教職員等環境教育・学習推進リーダー養成研修」を実施しています。
 その一環として、体験の機会の場※1に認定されているOMソーラー株式会社 地球のたまご(運営:OMソーラー株式会社※2)と連携し、「自然エネルギーを活用した住まいづくりの場から学ぶ」~気候危機の時代に考える私たちの住まいと暮らし~をテーマに研修を行います。
 本研修では、自然エネルギーを活用したモデルハウスの見学や太陽エネルギーを利用した実験等の体験活動、身近な住まいや暮らしにおける行動の変容を促すためのアプローチを考えるためのグループワークなどを通じて、効果的な環境教育プログラムを企画、実践することができるリーダー人材を育成するための研修を行います。
 また、同時に、本研修は環境教育や体験活動、地域づくりに関心のある多様な参加者を対象としており、持続可能な社会づくりに関心を持つ参加者間の交流、ネットワークの構築につながることを目的として実施します。

※1 体験の機会の場について 環境教育等による環境保全の取組の促進に関する法律(平成15年法律第130号)第20条に基づき、民間の土地・建物の所有者等がその土地・建物を自然体験活動等の体験活動の場として提供する場合に、申請に基づき、都道府県知事・指定都市等の認定を受けた体験活動の場です。 認定に当たっては、安全確保や実施体制に関することなどが要件となっており、環境教育の質の高さを担保するとともに、安心して参加できる体験活動の機会の提供につながっています。現在、本施設を含め全国35か所の場が認定を受けています。

※2 OMソーラー株式会社について
 昭和62年に創業。「環境と共生する地域建築の創造と普及を通じて社会貢献を。」を企業理念に、太陽熱を室内に取り入れて家全体を温めるシステム「OMソーラー」の開発・販売などに取り組んでいます。
 「地球のたまご」は、OMソーラー株式会社の本部施設の名称で、様々な技術が生まれていくように、との思いをこめて「地球のたまご」と名付けられました。約33,000㎡に及ぶ自然豊かなフィールドを、体験活動の場として小中高生や教職員のほか、全国の企業や団体の方々に開放し、エネルギーや自然共生などに関する学びの機会を提供しています。
 令和5年1月、浜松市長により、環境教育等による環境保全の取組の促進に関する法律に基づく「体験の機会の場」に、浜松市内で初めて認定されました。

【参考】
  発表済みの令和7年度教職員等環境教育・学習推進リーダー養成研修の開催については、以下のとおりです。
・令和7年度教職員等環境教育・学習推進リーダー養成研修の開催について(令和7年5月2日(金)付け環境省報道発表)
  https://www.env.go.jp/press/press_04862.html

■日程・会場等

日 程:令和7年8月23日(土) 10:30~16:15(予定)
会 場:OMソーラー株式会社 地球のたまご
主 催:環境省
協 力:文部科学省、「体験の機会の場」研究機構※3

※3 「体験の機会の場」研究機構について
 都道府県知事等から「体験の機会の場」の認定を受けた事業者が、民間の立場から、体験プログラム等の更なる充実を図るために設立した任意団体で17団体が加盟。

■主な内容(予定)

・ 地球のたまご(社屋・モデルハウス)の見学
・ ソーラークッカーでの実験
・ グループワーク
・ 講義「SDGsの視点で考える、楽しくて持続可能な家づくりと暮らし」(村田 昌樹氏:OMソーラー株式会社 代表取締役社長)
・ 講義「学校とつながるワンポイントアドバイス」(松井 孝夫氏:群馬県立尾瀬高等学校 非常勤講師)
など
  
(地球のたまご、過去の体験活動の様子 写真提供:OMソーラー株式会社)

■申込方法等

対  象:   環境教育や体験活動、地域づくりに関心のある方
       (学校教職員のほか、行政関係者、民間企業やNPO/NGOのスタッフ、大学生等)
申込方法:   研修公式サイト内の各コース「お申込みフォーム」に必要事項を記入の上、送信ください。定員(25名)に達した場合は、募集を締め切ります。
公式サイト:  https://www.jeef.or.jp/activities/esd_teacher/
申込フォーム: https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdxQu4mZIIHUhmzWCZ1kaW49Xprs43_itL9YbY5U8zA_oisLw/viewform
参加費:   無料(ただし、交通費、宿泊代、昼食代は自己負担となります。)
アクセス:      ①無料送迎バス
                                    往路:JR 浜松駅前09:30出発予定
                                                  ⇒研修会場(OMソーラー株式会社)10:10到着予定
                                    復路:研修会場(OMソーラー株式会社)16:30出発予定
                                                  ⇒JR 浜松駅前17:10到着予定
                               ②マイカー利用
                                   ※スマートムーブを推奨しています。できるだけ①を御利用ください。また、駐車台数に制限があるため、マイカー利用を希望の方は事前に事務局にお知らせください。

【研修に関しての問合せ】
○公益社団法人日本環境教育フォーラム(研修運営事務局)内
 担当:金久保・中地
 URL: https://www.jeef.or.jp/activities/esd_teacher/
 MAIL:esd-kensyu@jeef.or.jp
 TEL:  03-5834-2897

連絡先

大臣官房総合政策課環境教育推進室
代表
03-3581-3351
直通
03-5521-8231
室長
黒部 一隆
室長補佐
森島 華栄
室長補佐
長岡 千恵
担当
池田 征広