報道発表資料
環境省は、「諫早湾干拓事業環境影響評価レビューのフォローアップ報告書(以下、「フォローアップ報告書」)」に対する見解をとりまとめましたので公表します。
- 平成13年8月、九州農政局から長崎県知事(本事業の免許権者)へ「諫早湾干拓事業環境影響評価レビュー報告書」が提出され、さらに長崎県から環境省へ同報告書が送付されました。環境省は同報告書に対し、環境監視の充実や見直し等とともに、レビューのフォローアップの実施等が必要である見解を述べ、長崎県へ通知しました。
- この平成13年の見解を踏まえ、九州農政局は環境監視等を実施してフォローアップ報告書をとりまとめ、平成20年3月に長崎県知事に提出し、さらに長崎県から環境省へ同報告書が送付されました。
- 今般、環境省はこのフォローアップ報告書に対し、調整池内の水質が環境保全目標を達成できていないことや、調整池の排出水が諫早湾に与える影響、鳥類への影響などが十分に解明されていないことから、引き続き必要な調査・対策を関係機関と連携して実施していくべきとして見解を示すものです。
- なおこの見解については、本日付で環境省総合環境政策局長から長崎県知事に通知しております。
添付資料
- 別添 環境省の見解(概要) [PDF 112 KB]
- 別添 環境省の見解 [PDF 150 KB]
- 参考1:諫早干拓事業概要 [PDF 190 KB]
- 参考2:環境影響評価等の経緯 [PDF 79 KB]
- 連絡先
- 環境省総合環境政策局環境影響審査室
室長:内藤 克彦(内6231)
室長補佐:長坂 雄一(内6233)
審査官:大束 淳一(内6239)
TEL 03-3581-3351(代表)
03-5521-8237(直通)
関連情報
過去の報道発表資料
- 平成13年8月27日
- 「諫早湾干拓事業環境影響評価レビュー報告書」に対する環境省の見解について