報道発表資料

この記事を印刷
2008年04月25日
  • 大気環境

平成19年度環境技術実証モデル事業VOC処理技術分野(中小事業所向けVOC処理技術)実証試験結果報告書について(お知らせ)

平成19年度環境技術実証モデル事業VOC処理技術分野(中小事業所向けVOC処理技術)実証試験結果報告書が、実証機関である財団法人東京都環境整備公社、財団法人九州環境管理協会により作成され、環境省が承認しましたのでお知らせいたします。

1.背景・経緯

 環境技術実証モデル事業(以下、「モデル事業」という。)は、既に適用可能な段階にありながら、環境保全効果等についての客観的な評価が行われていないために、普及が進んでいない先進的環境技術について、その環境保全効果等を第三者が客観的に実証する事業をモデル的に実施することにより、環境技術実証の手法・体制の確立を図るとともに、環境技術の普及を促進し、環境保全と環境産業の発展を促進することを目的とするものです。
 平成19年度環境技術実証モデル事業VOC処理技術分野(中小事業所向けVOC処理技術)において、実証機関である財団法人東京都環境整備公社、財団法人九州環境管理協会により、環境技術実証モデル事業VOC処理技術分野「中小事業所向けVOC処理技術実証試験要領(第2版)」(平成19年7月25日公表)に基づく試験が各実証対象技術(以下参照)について実施され、その結果が実証試験結果報告書として取りまとめられました。

2.報告書の内容

 今回実証試験を行ったVOC処理技術(中小事業所向けVOC処理技術)は、中小事業者の所有する、塗装、印刷、工業用洗浄、クリーニング等の施設(大気汚染防止法でVOC排出抑制に関する自主的取り組みが期待されている施設)から排出されるVOCを適切に処理するものです。今回の実証試験により、排ガス処理性能等について確認されました。
 各技術毎の詳細な実証試験結果報告書等は、環境技術実証モデル事業ホームページ(URL https://www.env.go.jp/policy/etv/)から自由にダウンロードして頂くことができます。
 なお、モデル事業による技術実証の結果は、環境技術の性能を保証するものではなく、一定の条件下における環境技術の環境保全効果についてまとめたものです。個々の実証対象技術についての詳しい説明等は、各メーカーに直接お問い合わせ下さい。

平成19年度実証対象技術

  • マックスオゾンリアクター/環境技術開発者:吸着技術工業株式会社
  • 高温酸化触媒方式VOC脱臭処理装置/環境技術開発者:有限会社アマリ精工
  • 酸化エチレン排ガス処理装置/環境技術開発者:ワイピー設備システム株式会社

添付資料

連絡先
環境省水・大気環境局総務課環境管理技術室
室長:矢作 伸一(内6550)
室長補佐:高橋 祐司(内6551)
担当:野本 卓也(内6557)

Adobe Readerのダウンロード

PDF形式のファイルをご覧いただくためには、Adobe Readerが必要です。Adobe Reader(無償)をダウンロードしてご利用ください。