報道発表資料

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1997年07月10日

平成9年度環境カウンセラーの募集について

環境庁は、この度、昨年創設した環境カウンセラー登録制度に基づき、平成9年度の募集を行う。(申請受付期間:平成9年9月1日~9月30日)
 本制度の趣旨及び今年度の申請の方法などを記載した募集要綱と普及ポスターを、全国の都道府県、市区町村などに配布、募集の周知を図る(7月中旬頃を予定)。
 募集に関する事務は、(財)日本環境協会が担当する。
1 平成9年度環境カウンセラーの募集について

 環境庁では、昨年9月5日、環境カウンセラー登録制度実施規定を告示し、環境保全に関する活動を行おうとする市民や事業者などに対し、自らの知識や経験を活用して助言等を行う者のうち一定の要件を満たすものを、環境庁に備える「環境カウンセラー登録簿」に推奨すべき環境カウンセラーとして登録し、広く一般に公表することにより、市民や事業者などの環境保全活動の推進に資することを目的に、環境カウンセラー登録制度を創設した。
 今回、昨年に引き続き第2回目の環境カウンセラーの募集を行う。
 募集の方法は、以下のとおり。

2 環境カウンセラー募集方法

 (1) 申請受付期間:平成9年9月1日(月)~9月30日(火)
 (2) 選考方法:環境保全に関する経歴等を記載した申請書、
           課題論文を含む書面審査(第一次選考)
           及び面接審査(第二次選考)による。

      選考に当たっては、次のような実績、経歴、資格が考慮される。

  [事業者部門]
  ○事業者に対し、環境保全のための具体的な取組、計画づくり等に対する相談に対する助言を行った実績があること
  ○公害防止や環境管理に関する部門に所属した経歴(5年以上。ただし、望ましくは10年以上)があること
  ○技術士(環境部門等)、公害防止管理者、廃棄物処理施設技術管理者、ISO14001環境審査員などの環境保全に関する資格があること
  ○地方公共団体等の委嘱による環境アドバイザーとしての活動経験を有すること [市民部門]
  ○地域の環境保全活動に積極的に関わった経験(例えば、市民等を対象とした環境学習講座、自然観察会等の運営や講師の経験)を相当年数(概ね5年以上)有すること
  ○市民団体、各種教育機関、地方公共団体等で環境保全に携わった経験を有すること(概ね5年以上)
  ○各種環境関連ボランティア、自然観察指導員、地方公共団体等の委嘱による環境アドバイザーとしての活動経験を有すること

  <日 程>
  平成9年9月1日~
        9月30日      申請受付
  平成9年10月1日~     書面審査(申請書に記載の経歴及び課題論文)
  平成9年12月中旬      第一次選考結果通知、面接日程等に関する通知
  平成10年 2月中旬~下旬 面接審査(会場は東京都内及び大阪市内を予定)
         3月下旬     選考結果発表及び通知、登録

  (3) 申請方法:募集期間内に次の書類等を提出
         (詳細は別添募集要綱に掲載)。
       ・申請書
       ・申請書中の資格・経歴を証明又は補完するもの
       ・課題論文(テーマは次のとおり)
(事業者部門・市民部門共通)
環境カウンセラーとして、どのような活動を行いたいか?
       ・プロフィール記入用紙
       ・第一次審査結果通知用封筒
        なお、申請手数料は無料。

3 募集要綱申請先及び申請書提出先(事業者部門・市民部門共通)

         財団法人 日本環境協会
          〒105 東京都港区虎ノ門1-5-8オフィス虎ノ門1ビル
           電 話  03(3508)2651  FAX 03(3508)2570

*募集要項をご希望の方は、返信用封筒(角形2号・A4サイズが入る大きさ)に190円の切手を貼り、送付宛名先を明記の上、上記までお申し込み下さい。

添付資料

連絡先
環境庁企画調整局企画調整課環境保全活動推進室
室  長:伊藤 哲夫 (6196)
 室長補佐:杉山 多恵 (6262)
 専門官 :森下 哲  (6272)
 担  当:三輪 孝之 (6271)
       山本 明広 (6264)
       川合 亙  (6264)