(参 考)

1.環境カウンセラー登録制度の概要
  昨年9月5日に告示した「環境カウンセラー登録制度実施規程」(平成8年環境庁告示第54号)に基づき創設された制度。環境保全活動に関する専門的な知識や豊富な経験を有する者として環境庁の実施する審査に合格した者を「環境カウンセラー」として事業者部門(事業者の取組についてアドバイスする部門)、市民部門(市民や市民団体の取組についてアドバイスする部門)に分けて登録を行う。
 登録の有効期限は3年間。
 登録簿には、登録者の氏名、生年月日、連絡先、専門分野、活動実績等を掲載し、これを広く一般に配布し活用してもらうことによって、全国の環境保全活動を推進する。
環境カウンセラーの主な活動内容
[事業者部門]事業者からの環境保全の具体的な対策、環境活動評価プログラムなどに関する相談に対する助言
[市民部門]市民、市民団体などからの環境問題、環境保全活動、組織運営等に関する相談に対する助言、環境学習講座の講師、環境関連事業などの企画・運営


2.平成8年度環境カウンセラーの登録状況
(1) 申請状況平成8年度環境カウンセラー登録の申請の募集を昨年11月に行い、1543名(事業者部門に912名、市民部門に631名)の応募があった。
(2) 登録状況課題論文を含む書面審査及び面接審査の結果、986名(事業者部門665名、市民部門321名)の登録を行った。
3.研修について
 登録された環境カウンセラーは、毎年、実施される研修を無料(交通費、宿泊費は自己負担)で受講することができる。登録期間中(3年間)に1回以上研修を受講すれば、登録を更新することができる。
 なお、平成8年度の登録者を対象とした研修は、次の日程(2日間)で行われる。
 平成9年8月26・27日 大阪市・(財)大阪国際交流センター
9月1・2日東京都・国立オリンピック記念青少年センター
9月7・8日東京都・国立オリンピック記念青少年センター