報道発表資料

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2007年07月09日
  • 大気環境

平成19年度自動車使用合理化推進事業の募集について

 CO等の排出量の削減に関する事業者の自主的な取組を促進し、燃費基準達成かつ排出ガスに係る最新規制適合のトラック・バスの普及を図ることにより、大気中に排出されるCO等の排出量を削減する「自動車使用合理化推進事業」を実施する事業者を募集します。
 具体的には、CO等の排出抑制に関する計画的な取組を行う事業者を募集し、計画的な取組として認定を受けた事業者に対し、燃費基準達成かつ排出ガスに係る最新規制適合のトラック・バスの導入に係る費用の一部の補助を実施します。

1.「自動車使用合理化推進事業」の目的

 京都議定書における約束である温室効果ガスの1990年比6%削減を達成するためには、COの排出量の寄与割合が大きく、増加が著しい運輸部門における実効性かつ即効性のある対策が不可欠です。特に、運輸部門から排出されるCOのうち約35%はトラック・バスから排出されていることから、トラック、バスを使用する事業者がCO等の排出量削減に関する計画的な取組を行うことが重要です。
 このため、本事業では、運送事業者等が当該事業に係るCO等の排出量の削減のための自動車使用合理化推進計画を作成し、環境省に認定の申請をします。このうち、環境省の認定を受けた運送事業者等が当該計画の一環として行う燃費基準達成かつ排出ガスに係る最新規制適合のトラック・バスの導入について、その車両購入費の一部の補助を実施するものです。

2.事業の概要

(1)計画の認定(詳しくは認定要領を御覧ください
ア.募集対象
 自動車NOx・PM法の対策地域を運行する車両を使用する事業者(一般乗合旅客自動車運送事業者、一般貨物自動車運送事業者、第二種貨物利用運送事業者、その他の事業者。自家用、営業用は問わない。)
イ.計画の提出
 事業者はCOの削減目標、新長期規制適合かつ燃費基準達成のトラック・バスの代替等を内容とする計画を提出いただきます。
(2)認定を受けた者に対する車両導入補助(詳しくは補助要綱等を御覧ください
ア.補助事業者
  • 自動車使用合理化推進計画について環境省の認定を受けた事業者
  • 自動車使用合理化推進計画について環境省の認定を受けた事業者が利用するリース事業者
イ.補助対象車両
 自動車NOx・PM法の対策地域を運行する予定である重量車燃費基準達成かつ排出ガスに係る最新規制適合のトラック・バス(交付決定の通知後平成20年2月15日までの間に新車新規登録をしようとするもの。)
トラック 最大積載量4t以上(架装前の諸元)
バス   車両の長さ7m以上
ウ.申請台数の範囲
 本補助事業を利用する場合の申請台数として、下限及び上限があります。
エ.車両購入費の一部補助
 通常車両価格との差額の1/2以内(自動車使用合理化推進計画を認定する時点で確定します。)

3.募集期間(計画の認定受付期間(補助金の申請期間ではありません))

 平成19年7月20日~平成19年8月20日(申請が多数ある場合には途中で締切となります。当日消印有効(ホームページでお知らせします。))

※平成19年11月30日まで延長
 (詳細は、平成19年9月25日報道発表資料参考)

4.提出先

環境省水・大気環境局自動車環境対策課
自動車使用合理化推進事業 担当
住所:東京都千代田区霞が関1-2-2
又は
Email:JIDOSHAKA-N@env.go.jp

添付資料

連絡先
環境省水・大気環境局自動車環境対策課
代表:03-3581-3351
 課長:金丸 康夫(6520)
 課長補佐:井上 清登(6529)
 担当:栗栖 雅宜(6528)

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