報道発表資料

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2007年02月16日
  • 保健対策

「国際化学物質管理戦略アジア太平洋地域会合に向けた国内フォーラム」の開催について

アジア太平洋地域における国際化学物質管理戦略(SAICM)の推進のため、5月21~23日、バンコクにてSAICMアジア太平洋地域会合が開催される予定です。これに向けて、SAICM関係省庁連絡会議(事務局:環境省)は、平成19年3月16日(金)、我が国の行政、産業界及びNGOにおける取組の状況等について幅広く情報交換・意見交換を行うため、公開で国内フォーラムを開催いたします。

1.背景

 「国際化学物質管理戦略」(Strategic Approach to International Chemicals Management, SAICM)は、昨年2月4~6日、アラブ首長国連邦のドバイで開催された国際化学物質管理会議(ICCM)で採択されました。

 SAICMは、2020年までに化学物質が健康や環境への影響を最小とする方法で生産・使用されるようにすることを目標とし、科学的なリスク評価に基づくリスク削減、予防的アプローチ、有害化学物質に関する情報の収集と提供、各国における化学物質管理体制の整備、途上国に対する技術協力の推進などを進めることを定めたものです。SAICMの推進に当たっては、各国政府のみならず、市民団体、産業界、国際機関等の幅広い関係者が参画の下、実施していくことが重要であるとされています。

 現在、国際協調の下にSAICMを推進するため、世界5地域で国際会合が開催されており、本年5月21~23日には、バンコクにてアジア太平洋地域会合が開催されます。SAICM関係省庁連絡会議(事務局:環境省)では、この会合に向け、我が国の行政、産業界、NGOにおける化学物質管理への取組の状況等について情報交換・意見交換を行うため、下記のとおり、国内フォーラムを開催いたします。

2.日時

平成19年3月16日(金)13時30分~16時45分

3.場所

航空会館701-702会議室(東京都港区新橋1丁目18番1号)

4.プログラム(案)

基調講演

  • SAICMについて(講演者未定)
  • 諸外国における化学物質管理戦略の状況について(関東学院大学法学部 織朱實助教授)

パネルディスカッション

  • テーマ:国際的な視点に立った化学物質管理の現状と課題
  • コーディネーター:織朱實助教授
  • パネラー:
     日本化学工業協会常務理事 小倉正敏
     有害化学物質削減ネットワーク理事長 中地重晴
     東京都環境局環境改善部有害化学物質対策課長 保坂幸尚
     環境省環境保健部環境安全課課長補佐 戸田英作

5.会議の傍聴について

本会議は公開です。傍聴(無料)を御希望の方は、

[1]
電子メール又はFAXに「国際化学物質管理戦略アジア太平洋地域会合に向けた国内フォーラム 傍聴希望」と記入し、
[2]
住所、氏名、勤務先、電話番号、電子メールアドレス又はFAX番号を明記の上、
[3]
3月13日(火)17時必着

で、下記の宛先まで申し込みください。傍聴が可能な方には、指定された宛先に電子メール又はFAXにて傍聴券を送付させていただきますので、当日必ずお持ちください。
 なお、傍聴可能人数は50人を予定しており、希望者がこれを超えた場合は抽選とさせていただきます。

(申込先)
 財団法人地球環境戦略研究機関「国際化学物質管理戦略アジア太平洋地域会合に向けた国内フォーラム」傍聴受付係 あて
  • 電子メールの場合
    電子メールアドレス:saicm_forum@iges.or.jp
    (電子メールはテキスト形式で送信してください。添付ファイルによる提出は御遠慮願います。)
  • FAXの場合
    FAX番号:03-3595-1084
申込みは傍聴希望者一名につき一通でお願いします。
カメラ撮りを希望のマスコミ関係者の方も、同様に申し込みください。(必ず自社腕章を携帯願います。)
連絡いただいた個人情報は、国際化学物質管理戦略アジア太平洋地域会合に向けた国内フォーラム傍聴者の管理、傍聴券の発行以外に使用することはありません。
会議の傍聴に関するお問い合わせは、下記までお願いいたします。
財団法人地球環境戦略研究機関 東京事務所 担当:石川
電子メールアドレス:saicm_forum@iges.or.jp
電話番号:03-3595-1081
連絡先
環境省総合環境政策局環境保健部環境安全課
課長:青木 龍哉(内線 6350)
 課長補佐:戸田 英作(内線 6353)
 担当:須賀 義徳(内線 6358)

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