報道発表資料
宮崎県清武町における高病原性鳥インフルエンザ発生を受け、野鳥への感染状況及び感染経路究明等に資するために実施する今後の野鳥に関する調査の内容が決まりましたのでお知らせします。
1 実施体制
環境省と宮崎県が鳥取大学の協力を得て実施
2 調査期間
1月24日(水)に開始
- 野鳥の監視については、宮崎県等で実施する清浄性確認の状況等を踏まえ、概ね1ヶ月程度を予定
- カモ類のフン採取及び野鳥の捕獲は1月27日(土)までの予定
3 調査範囲
宮崎県清武町の発生地を中心に、概ね半径10kmの範囲で実施(現場の状況を確認し、見直しを行うこともあります)
4 調査内容
- (1)野鳥の生息状況の監視
- スズメ、ムクドリ、カラス類等の野鳥が多く集まる場所(ねぐら、採食地、休息地)を中心に、大量死等の異常の有無等について監視
- (2)カモ類等のウイルス保有状況調査
- カモ類等の水鳥のフンを、ため池や河川等の水辺で概ね100個程度採取し、ウイルスの保有状況を検査
- (3)陸鳥のウイルス保有状況調査
- 発生地周辺で小型陸鳥(シロハラ、ジョウビタキ等)を100個体程度捕獲し、気管等の粘膜及び血液を採取し、ウイルス保有状況を検査
- 連絡先
- 環境省自然環境局野生生物課
課長 星野 一昭(内線6460)
鳥獣保護業務室
室長 猪島 康浩(内線6470)
補佐 中澤 圭一(内線6471)
専門官 徳田 裕之(内線6473)