報道発表資料

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1997年04月11日

「アイドリング・ストップ運動推進会議」の発足について

環境庁は昨年来、アイドリング・ストップ運動を提唱しているが、今般、民間主導による国民運動の推進母体として「アイドリング・ストップ運動推進会議」が発足することとなった。
 同会議の第1回会議は、来る4月16日(水)、東京青山の環境パートナーシップオフィスで行われる。

1.「アイドリング・ストップ運動」とは

 「アイドリング・ストップ運動」は、大気環境にやさしい実践行動として、自動車を利用する全ての人々に、自主的なアイドリング・ストップの励行を呼びかけるもの。平成8年6月の「環境月間」を契機に、環境庁が提唱してきた。
 平成9年度は、地球温暖化防止京都会議(COPIII)等を控え、地球環境保全に向けた国民的な取組を進めるためにも、アイドリング・ストップ運動の一層の普及展開が求められている。

2.「アイドリング・ストップ運動推進会議」の設置の趣旨等

(1) 大気環境にやさしい実践行動として、国民各界各層の参加によるアイドリング・ストップ運動を推進するため、「アイドリング・ストップ運動推進会議」を設置する。
(2) 会議は、各界有識者のボランティア参加により組織し、主に次の活動を行う。
  1)アイドリング・ストップ運動の推進に関する基本方針の協議
  2)市民、事業者の"アイドリング・ストップ行動指針"の策定・提示
  3)その他、アイドリング・ストップ運動の普及展開を図るための活動
(3) 会議の事務局は、(財)水と緑の惑星保全機構に置く。

3. 会議の構成メンバー(敬称略、五十音順)

   砂野 耕一   兵庫県アイドリング・ストップ運動推進本部副本部長
   岩垂 寿喜男  地球環境行動会議参与、前環境庁長官
   岡田 清    成城大学経済学部教授
   角田 禮子   主婦連合会副会長
   小泉 清子   全国商工会議所婦人会連合会会長
   酒井 昭    日本民間放送連盟専務理事
   島田 晃    全日本交通運輸産業労働組合協議会事務局長
   大聖 泰弘   早稲田大学理工学部教授
   羽倉 信也   世界野生生物基金日本委員会会長
   平野 喬    持続可能な都市のための20%クラブ事務局長
   本間 嗣治   全国個人タクシー協会会長
   湯川 れい子  環境を守る女性の会WOMEN-1000代表

4. 第1回会議の開催予定

   日 時  4月16日(水)14:30~16:30

   場 所  環境パートナーシップオフィス会議室
         渋谷区神宮前5-53-67 コスモス青山B2

   その他  {1} 石井環境庁長官も、日程が許せば冒頭挨拶の予定。
        {2} 報道機関の取材(頭撮りを含む)は可能。
        {3} 会議終了後(17:00メド)、
           会議代表者が環境庁記者クラブで会見の予定。

*参考資料については、添付ファイルを参照。

添付資料

連絡先
環境庁大気保全局自動車環境対策第一課
課   長 小沢典夫(内6520)
 課長補佐 梶原成元(内6521)
 担   当 森  範勝(内6524)