報道発表資料
本日、地球温暖化経済システム検討会世界経済に関するワーキンググループ(第1回会合)が開催されました。本日の会合は、本ワーキンググループの最初の会合
であり、座長の選出の他、最近の研究事例の紹介とワーキンググループの作業テーマについての検討等が行われました。
であり、座長の選出の他、最近の研究事例の紹介とワーキンググループの作業テーマについての検討等が行われました。
1. 地球温暖化経済システム検討会世界経済に関するワーキンググループについて
本ワーキンググループは、去る1月31日に行われた「第22回地球温暖化経済システム検討会」(座長:佐和隆光京都大学経済研究所長)において設置が決定され、「地球温暖化対策による世界経済への正負の影響の把握」及び「アジア・太平洋地域における持続可能な経済発展と排出枠売買などの国際的資金メカニズムの係わり」などをテーマにして検討を行うこととし、特にアジア諸国や世界経済に知識経験の深い学識経験者をメンバーとしています(別紙3)。
本会合の概要
本日の会合は、本ワーキンググループの初回であり、最近の研究事例の紹介とワーキンググループの作業テーマについての検討等が行われました。
まず、座長の選出が行われ、親検討会である地球温暖化経済システム検討会の佐和座長の推薦により、慶應義塾大学商学部教授の和気洋子委員が座長に決定しました。続いて、最近の研究事例として、エクソン・カンパニー・インターナショナルのディビッド・ゲイツ博士により、米国のラザフォード博士等が米国石油研究所のために開発したCRAモデルが説明され、その内容につきディスカッションを行い、また、国立環境研究所の森田委員、川島委員より既存の世界環境・経済モデルの1つであるMERGEモデルによる試算の結果の説明、G-TAPモデル、排出権取引の経済的影響等についての説明がありました。
続いて、本ワーキンググループの作業テーマについての意見交換を行った結果、別紙4の提案が大筋了承され、今後この検討事項に基づき作業を進めることとなりました。
なお、本日の議事次第及び資料一覧は、別紙1及び2のとおりです。会議の資料は公開しておりますので、ご関心のある方は、担当までお問い合わせ下さい。
添付資料
- (別紙1)地球温暖化経済システム検討会世界経済に関するワーキンググループ議事次第
- (別紙2)資料一覧
- (別紙3)世界経済に関するワーキンググループ委員名簿
- (別紙4)世界経済に関するワーキンググループの作業テーマ(案)
- (別添)
- 連絡先
- 環境庁企画調整局地球環境部環境保全対策課
課 長:小林 光(内6740)
課長補佐:清瀬和彦(内6758)
係 長:中尾 豊(内6738)
担 当:山中昌史(内6739)