報道発表資料
「eco japan cup 2006」は、これから起業に挑戦する個人・グループのプランづくりを応援する「エコ・チャレンジ!」と、ベンチャー企業などの事業者が新しい技術・製品・サービスの事業企画を競う「環境ビジネス・ベンチャーオープン」の2つのコンテストからなります。それぞれ、優秀プラン・企画を表彰するとともに、応募者に対しビジネスプランの指導、環境面のアドバイスを行います。環境ビジネスベンチャーのための人材育成、起業に向けた機会・つながりの場づくりを目指しています。
6月5日からは、「エコチャレンジ!」部門の募集が始まります。是非ご参加ください。
1.「eco japan cup 2006」とは
- (1)目的:「環境問題に効くビジネスを見つけ、育てる」
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環境効果の高い事業を積極的に立ち上げるためには、良い企画、新しい発想、そして柔軟なリーダーシップが必要です。一方、環境問題への関心の高まりによって、エコを仕事にしたいと考える人や、この分野に挑戦している企業は、見えないところで増え続けています。
そこで、環境分野のビジネスについて、起業を目指す人や参入を目指すベンチャー企業などを対象に、環境問題解決によく効くビジネスを考案してもらい企画品質を競う企画コンペティション「eco japan cup 2006」を、環境省、NPO、企業、大学などが連携して、6月5日から開始します。
このコンペティションは、単なる競争ではなく、この領域でがんばっている個人や企業を支援し、支援のネットワーク充実などを図り、地球にやさしい経済の芽を育み、活性化することを目指します。 - (2)概要・特徴
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「eco japan cup 2006」は、環境分野のビジネスプラン・企画に焦点を当て、その企画品質を競うコンテストを中心に実施します。
これから起業に挑戦する個人・グループのプランづくりを応援する「エコ・チャレンジ!」と、ベンチャー企業などの事業者が技術・製品・サービスについての事業計画を競う「環境ビジネス・ベンチャーオープン」の2つのコンテストからなり、それぞれ、事業として成り立つためのビジネスプランの指導や、環境カウンセラーによる環境面からのアドバイス、優秀者の表彰を行います。詳細は、こちらをご覧ください。:http://www.eco-japan-cup.com/
「eco japan cup 2006」は、以下の特徴を持っています。
【3つの特徴】
- ◆各団体からの賞の"相乗り"
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環境ビジネスは単一の尺度では測れません。同じ「eco japan cup 2006」の枠組の中で、テーマ別・対象別に各種の賞をNPOや企業が提供することにより、多様な視点からの幅の広い評価・アドバイスを効果的に提供します。
- ◆アドバイザーによる応援
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アドバイザリー期間を設け、期間中にサマリを提出した応募者には、中小企業診断士(事業性能面)や、環境カウンセラー(環境効果面)などからなるアドバイザーからアドバイスを提供する仕組みを取り入れます。
- ◆優れたビジネスアイディア/プランをエコプロダクツ展等で公開
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表彰式は、東京ビッグサイトで開催されるエコプロダクツ展で行い、受賞ビジネスプランの展示・紹介を行います。
また、応募プランのうち一定の水準をクリアしているものを、審査員のコメントを加えて国内外に広く公開し(電子出版)、世界のエコロジー分野の挑戦者に共有します。
- (3)実施体制
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この企画は、「eco japan cup 2006 実行委員会」(実行委員長:清成 忠男(法政大学前総長))が中心となり、NGO、企業、行政、大学などの協力・連携で実施します。
(下記「参考」参照)
2.起業前のプラン作りを応援するコンテスト「エコ・チャレンジ!」の募集が始まります
世界に発信・共有し、オープン・イノベーションを促す、エコアクションの企画(アイディア)を募集します。6月5日より、募集開始です。
- 対象者
エコビジネスでの起業を目指す個人、グループ
- 日程
エントリー募集期間 6月5日 → 7月31日 一次エントリー締め切り 7月31日 エントリー後アドバイザリー期間 8月1日 → 8月14日
(アドバイスを元に応募アイディアを修正)最終締め切り 8月31日 審査期間 9月1日 → 9月21日 最終審査 10月21日 - ファイナルプレゼンテーション会場 名古屋環業見本市会場
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表彰式エコプロダクツ2006
- エントリー費用
\2,000 (審査手数料)
- 予定されている賞(カッコ内は賞提供団体)
- エコ・チャレンジ!グランプリ
- アイトランス留学生賞(アイトランス株式会社)
- あい優脱温暖化賞(愛知県地球温暖化防止活動推進センター)
- 環境ビジネスウィメン賞(環境ビジネスウィメン)
- シニアエコビジネス賞(NPO法人新現役ネット)
- 市民プロジェクト・一新力賞(NPO法人一新塾環境チーム)
- スロービジネス賞(中間法人スロービジネスカンパニー)
- センサップ国際人賞(株式会社センサップ)
- ソーシャルビジネス賞(NPO法人パブリックリソースセンター)
- フェアトレード賞(山元学校)
他
- 連絡先
e-mail:challenge@eco-japan-cup.com
tel:070-5578-4872(木下)
3.事業者の新規事業計画作りを支援するコンテスト「環境ビジネス・ベンチャーオープン」は7月から開始します
環境問題解決に良く効き、市場をリードする事業企画の募集は、7月3日からを予定しています。概要は以下の通りです。詳細は後日発表します。
- 対象者
事業者(新規事業として事業を通して環境問題解決を考えているベンチャー企業、既存企業)
- 日程(予定)
募集期間 7月3日~9月30日
※8月7日までに要旨を送付された方は、アドバイザーからの助言が得られます。
最終選考会 11月11日(東京) - 連絡先
e-mail:venture@eco-japan-cup.com
tel:03-3296-8655(環境ビジネスエージェンシー内)
4.「eco japan cup 2006」関連のイベント
- 「展示:女性の目からみた、エコビジネス」
6月6日(火)~7月1日(土) 地球環境パートナーシッププラザ(青山)
eco japan cup のキックオフ企画として、女性の目から見たエコビジネスの事例を紹介します。環境ビジネスウィメンをはじめとする起業家の紹介など、これから起業しようとする人たちに役立つ情報を展示します。
- eco japan cup 2006 キックオフセミナー
6月17日(土) 地球環境パートナーシッププラザ(青山)
これから起業しようとする人たちを対象とするエコ・チャレンジ!のテーマ別・対象別の各賞の具体的なビジネス事例の紹介をして、応募する人たちのビジネスプランづくりに役立ててもらいます。
5.お問い合わせ先
参加申し込み方法その他の詳細についてのお問い合わせは、以下にお願い致します。
http://www.eco-japan-cup.com/
eco japan cup 2006 実行委員会事務局
(NPO法人アースデイ・エブリデイ内)
事務局長 安在尚人(070-5459-8935)
e-mail:info@eco-japan-cup.com
tel:03-5225-4135(6月5日から)
環境省内の問い合わせ先:
環境経済課/民間活動支援室 滝口
内6267(本省)
03-3406-5180(環境パートナーシップオフィス)
【参考】実施体制・協力いただいている方々
- 主催
- eco japan cup 2006実行委員会
- 構成団体
- 環境省、NPO法人アースデイ・エブリデイ、環境ビジネスウィメン
- 参加団体
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株式会社環境ビジネスエージェンシー、東北大学大学院環境科学科高度環境政策・技術マネジメント人材養成ユニット、SNGS(診断士ネットワークゴールデンサミット)、環境ロドリゲス、山元学校
- 実行委員長
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清成 忠男(法政大学前総長)
- 副実行委員長
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木内 孝(NPO法人フューチャー500会長、NPO法人GRI日本フォーラム会長)
崎田 裕子(環境ビジネスウィメン代表、環境ジャーナリスト) - 顧問
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柳 孝一(早稲田大学ビジネススクール教授)
石田 秀輝(東北大学大学院教授)
益田 文和(東京造形大学教授) - 後援
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東京商工会議所、日本政策投資銀行、日本ベンチャー学会、日本ベンチャーキャピタル協会、愛知県、名古屋市、読売新聞社、 毎日新聞社、日本経済新聞社、日経BP社、産経新聞社、東京新聞 他
- 協力
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エコプロダクツ2006、株式会社オトバンク、株式会社Jストリーム、株式会社ピーオーピー、地球新聞、株式会社エコアクションニュース
- ロゴデザイン協力
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HAKUHODO DESIGN 永井 一史 博報堂 福島 和人
- 連絡先
- 環境省総合環境政策局環境経済課
課長:鎌形 浩史(6260)
担当:滝口 直樹(6267)
(民間活動支援室 03-3406-5180)
eco japan cup 2006 実行委員会事務局
事務局長:安在尚人(070-5459-8935)
関連情報
過去の報道発表資料
- 平成17年9月6日
- 「環境ビジネスプランGrandPrix最終選考会」の開催について
- 平成17年6月22日
- 「環境ダイナマイト!2005」への参加及び「環境ビジネスプランGrandPrix2005」の開催について