報道発表資料
国連環境計画(UNEP)親善大使の加藤登紀子さんが平成17年8月30日から9月8日まで、タイ、スリランカを訪問しましたので、その結果についてお知らせします。
1.結果概要
加藤登紀子さんは、UNEP親善大使として昨年末のインド洋大津波で大きな被害を受けたタイとスリランカを訪問し、津波被災後の現地の人々の暮らしや自然環境の現況、NGOの活動などを視察し、関係者を激励しました。
タイでは、特に被害の大きかったパンガー県及びプーケット島を訪れ、津波から8か月後の被災地の現状を視察するとともに、現地の被災者及び復興支援活動を行うNGOの方々にお会いして激励しました。また、バンコクにおいて、津波被災者支援のためのチャリティコンサートを行いました。
スリランカでは、コロンボからヤーラ国立公園にかけての島南部の沿岸における津波被害の状況を視察するとともに、津波によって住居を失った住民の支援活動を行うNGOの活動地を訪れ、被災者及び関係者を激励しました。また、コロンボにおいても、津波被災者支援のためのチャリティコンサートを行いました。
2.日程
平成17年8月30日(火)~9月8日(木)(10日間)
3.主な視察先、訪問先及びチャリティコンサートについて
(1)タイ
視察先
- パンガー県タプタワン村、ナムケム村、バンムアン村(日本国際ボランティアセンター(JVC)が援助している現地NGOネットワークSAN(Save Andaman Network)による津波復興支援活動)
- パンガー湾(マングローブ林)
- プーケット湾及びプーケット島西岸(津波被災地の現状)
- バンコク・スアンプルー地域、チュアパーン地域(シャンティ国際ボランティア会(SVA)が地域住民を支援)
訪問先
- 在タイ日本国大使館 時野谷特命全権大使
- 天然環境資源省 スレタルサ副次官
- 国連環境計画アジア太平洋地域事務所(UNEP ROAP) シュレスタ所長
チャリティコンサート
- 日時:
- 平成17年9月3日(土)
- 場所:
- タイ証券取引所大ホール(バンコク)
(2)スリランカ
視察先
- モラトゥア、ラゴスワッテ村(現地NGO・サルボダヤ運動による津波復興支援活動)
- テルワッタ村(青年海外協力隊員による津波復興支援活動)
- コロンボ~ゴール~ヤーラ国立公園にかけての沿岸部(津波被災地の現状)
訪問先
- 天然環境資源省 ファウジー大臣
- 在スリランカ日本国大使館 須田特命全権大使
- ヤーラ国立公園 ウェリガマ公園管理官
チャリティコンサート
- 日時:
- 平成17年9月7日(水)
- 場所:
- ウォーター・エッジ・クラブハウス(コロンボ)
4.加藤登紀子UNEP親善大使の所感
別紙のとおり。
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添付資料
- 連絡先
- 環境省地球環境局総務課
課長: 清水 康弘(6710)
調査官: 奥田 直久(6720)
補佐: 行木 美弥(6725)
担当: 三村 悟(6726)