報道発表資料
環境省では、平成15年度海洋環境モニタリング調査結果を取りまとめました。この調査は、日本周辺海域の調査地点における陸域からの汚染による水質・底質への影響やプラスチック類漂流物の量、海洋生物に蓄積される汚染物質の濃度等について調査することにより、海洋の汚染状況を把握することを目的としています。
大阪湾沖及び沖縄本島南西沖を対象とした今回の調査では、従来のデータと比較して著しい海洋環境の変化は認められませんでしたが、海洋環境の経年的変化等を把握するため、今後も継続して調査を行い、総合的な解析を実施していく予定です。
また、他地点と比較して高い濃度が検出された、廃棄物の投入処分海域の有機スズ化合物と大阪湾沖のPCBについて、追加調査を含め検討を行った結果、人の健康に影響を及ぼす可能性は低いことが示されました。
大阪湾沖及び沖縄本島南西沖を対象とした今回の調査では、従来のデータと比較して著しい海洋環境の変化は認められませんでしたが、海洋環境の経年的変化等を把握するため、今後も継続して調査を行い、総合的な解析を実施していく予定です。
また、他地点と比較して高い濃度が検出された、廃棄物の投入処分海域の有機スズ化合物と大阪湾沖のPCBについて、追加調査を含め検討を行った結果、人の健康に影響を及ぼす可能性は低いことが示されました。
地球環境・国際環境協力(地球環境局)報告書
平成15年度海洋環境モニタリング調査結果について[PDFファイル 485KB]
なお、海洋環境モニタリング調査のデータは、(独)国立環境研究所が作成している「環境GIS」に掲載されています。15年度調査結果についても、今後掲載する予定です。
添付資料
- 本文
- 図1 平成15 年度海洋環境モニタリングの調査位置(生体濃度調査を除く)[PDFファイル 416KB] [PDF 415 KB]
- 図2 平成15 年度海洋環境モニタリングの調査位置(生体濃度調査)[PDFファイル 413KB] [PDF 412 KB]
- 図3 平成15 年度海洋環境モニタリングの調査位置(大阪湾沖PCB 調査)[PDFファイル 64KB] [PDF 63 KB]
- 表4 PCBの用途と使用場所、銘柄の例[PDFファイル 9KB] [PDF 9 KB]
- 連絡先
- 環境省地球環境局(旧)環境保全対策課
課長 小川 晃範(内線6740)
補佐 田中 紀彦(内線6741)
担当 引田 達也(内線6748)