報道発表資料

この記事を印刷
2005年08月29日
  • 地球環境

東アジア酸性雨モニタリングネットワーク(EANET)第5回科学諮問委員会の開催について

東アジア酸性雨モニタリングネットワーク(EANET)の「第5回科学諮問委員会」が、9月1日(木)から3日(土)まで、新潟市内において開催されます。
 本会合では、これまでの科学的知見を整理した政策決定者向け報告書案や、今後5年間にEANETとして進めるべき越境大気汚染に関する調査研究等に係る計画案等が検討されます。本会合における検討結果は11月に新潟で開催されるEANET第7回政府間会合に報告される予定です。

1 趣 旨

  • EANET科学諮問委員会は、EANET参加国及び関連国際機関等から、酸性雨及びその影響に関する学者・専門家が参加する会合であり、EANET参加国の政府間会合に対し、科学的観点からの助言を与える役割を果たしています。
  • 科学諮問委員会は、毎年1回開催され、各国のモニタリングデータ報告やモニタリング手法、モニタリングデータに基づく評価、東アジアにおいて進めるべき越境大気汚染研究等、科学的な観点からの検討や情報・意見交換等を行っています。
  • 今次会合では、これまでの科学的知見を整理した政策決定者向け報告書案や、今後5年間にEANETとして進めるべき越境大気汚染に関する調査研究等に係る計画案等が検討されます。また、EANETのモニタリングデータを用いて、東アジア地域の酸性雨の状況に係る第1次報告書の作成状況に関する報告がなされる予定です。
  • 今次会合の検討結果は、本年11月に新潟で開催される予定のEANET第7回政府間会合に報告される予定です。

2 主 催

主催:
EANET事務局(国連環境計画アジア太平洋地域資源センター)及び
EANETネットワークセンター(酸性雨研究センター)

3 日時及び場所

日時:
9月1日(木)9時から3日(土)15時まで
場所:
朱鷺メッセ (〒950-0078 新潟市万代島6-1 TEL 025(246)8400(代))

4 参加者

 EANET参加12か国(カンボジア、中国、インドネシア、日本、ラオス、マレーシア、モンゴル、フィリピン、ロシア、韓国、タイ、ベトナム)の研究者及び専門家、ミャンマー(域内国としてオブザーバー参加)の専門家、環境省及び気象庁等関係省庁、世界気象機関(WMO)等関係機関、国内の酸性雨問題専門家 他

5 主な議題

  • 東アジア地域の酸性雨の状況に係る第一次報告書の作成作業状況
  • 政策決定者向け報告書案の検討
  • EANET中期計画案の検討
  • 2004年データレポート案の検討
  • モニタリング手法の改善についての検討  他

6 その他

 本会合は非公開で行われます(会合冒頭での取材は可能ですので、御希望があれば(財)日本環境衛生センター酸性雨研究センター 武井総務部長 TEL 025(263)0550に御連絡ください)。なお、会合における使用言語は英語のみです。

添付資料

連絡先
環境省地球環境局(旧)環境保全対策課
課長: 小川 晃範(6740)
 課長補佐: 瀬川 恵子(6755)
 係長: 吉森 信和(6745)

Adobe Readerのダウンロード

PDF形式のファイルをご覧いただくためには、Adobe Readerが必要です。Adobe Reader(無償)をダウンロードしてご利用ください。