報道発表資料
国連環境計画(UNEP)第23回管理理事会/第6回グローバル閣僚級環境フォーラムが2月21日(月)~2月25日(金)にナイロビにて開催されました。133か国の代表が出席し、環境の持続可能性確保、環境と貧困等について議論されました。我が国からは、高野環境副大臣が第6回グローバル閣僚級環境フォーラムに日本政府代表として出席しました。
1. | 日時 | : | 平成17年2月21日(月)~25日(金) |
2. | 開催地 | : | ナイロビ(ケニア) |
3. | 主な出席者 | : | ケニア、中国、フランス、ドイツ、ハンガリー、インドネシアオランダ、スウェーデン、イギリス等の環境担当大臣を含む133か国の代表。 日本からは、高野環境副大臣等が出席。 |
4. | 概要 | |
2月21日~25日にUNEP第23回管理理事会が、2月21日~23日に第6回グローバル閣僚級環境フォーラムがナイロビにて開催された。 |
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(1) | 開会式 | |
タガズワ・UNEP第22回管理理事会議長(タンザニア)、テプファー・UNEP事務局長、ティバイジュカ・国連人間居住計画事務局長、曽・中国副首相、キバキ・ケニア大統領等より開会に当たっての挨拶が行われた。議長には、インドネシアのウイトエラル環境大臣が選出された。 |
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(2) | グローバル閣僚級環境フォーラム | |
ヨハネスブルグサミットのフォローアップと国連持続可能な開発委員会第13回会合(CSD13、本年4月開催予定)に対するUNEPの貢献として、環境の持続可能性確保、環境と貧困等について議論が行われた。高野環境副大臣からは、気候変動等の地球環境問題は企業や国家の枠を越えてすべての人が地球規模で取り組むべき問題であること、また3Rイニシアティブ閣僚会合の開催やUNEP/IETC(国際環境技術センター)の活動への期待等について発言した。議論の結果は議長サマリーとして取りまとめられ、公表された。 次回グローバル閣僚級環境フォーラムは、2006年(平成18年)2月7日~9日にドバイ(アラブ首長国連邦)にて開催される。 |
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(3) | 管理理事会 | |
58か国の管理理事国のうち、54か国が参加し、環境の状況の評価、国際環境ガバナンス、国連機関の協力と調整、UNEPのプログラムと予算等について議論が行われた。 化学物質管理や水問題に関しては、更なる取組について合意に至った(参考資料参照)。またUNEPの2006-2007年の予算案が採択された。 次回第24回管理理事会は、2007年(平成19年)2月5日~9日にナイロビにて開催される。 |
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(4) | 閉会式 | |
各地域の代表及びテプファーUNEP事務局長から閉会の挨拶があった。閉会に当たっては、京都議定書発効記念行事に出席後日本から帰国したワンガリ・マータイ・ケニア環境副大臣が特別講演を行い、持続可能な社会形成のための3R(Reduce, Reuse, Recycle)に言及するとともに、日本の「もったいない」の精神を世界に広げたい旨の発言があった。 |
添付資料
- 連絡先
- 環境省地球環境局総務課
課長 :盛山 正仁 (6710)
調査官:塚本 瑞天 (6720)
補佐 :大森 恵子 (6711)
担当 :石浜佐栄子(6724)