報道発表資料本文

参考資料  UNEP第23回管理理事会における議論の概要


(1)化学物質管理
・2006年2月に開催されるUNEP第9回管理理事会特別会合の直前に、今後の化学物質管理のための戦略文書を採択するため、国際化学物質管理会議を開催することが決定された。
・水銀による環境汚染を世界規模で防止するため、国際的なパートナーシップによる事業を開始するとともに、水銀の生産、貿易、使用の状況を調査し、2007年の第24回管理理事会で更なる対策が議論されることとなった。
・鉛及びカドミウムについて、環境中の長距離移動などの状況をUNEPが調査し、2007年の第24回管理理事会に提出することが決定された。

(2)水問題
・水資源のアセスメント、管理及び各国政府や関係機関の水政策の調整に焦点を当てた2005〜2007年におけるUNEPの新しい水戦略が採択された。
・この水戦略は、CSD13等の関連する政府間会議の成果を受けてレビューされることにより、次回第9回管理理事会特別会合(2006年2月)及び第24回管理理事会(2007年2月)において議論されることとなった。
・レビューに当たっては、統合的水資源管理に向けたエコシステムアプローチや、地球規模での水資源のアセスメント及びモニタリング等の課題を中心として議論されることとなり、ミレニアム開発宣言やヨハネスブルグ実施計画に貢献する戦略作りを目指すこととなった。




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