報道発表資料
下記のクリーン開発メカニズム(CDM)に係る事業については、京都メカニズム活用連絡会にて審議の結果、事業承認指針に基づき、本日付けで承認されましたので、お知らせします。なお、当該事業は、我が国が承認する16件目のCDM/JIプロジェクト案件となります。
- 本件は、平成17年1月28日付けで環境省に対し日本政府承認の申請がなされ、京都メカニズム活用連絡会において、本プロジェクトに関するプロジェクト支援省庁は環境省、経済産業省及び国土交通省と決定されていたものです。
- 本CDM案件については、既に実施国の承認を得ており、また、有効化審査を受けるため、運営組織(OE)に対してプロジェクト設計書(PDD)を提出済みです。今後、当該OEが指定運営組織(DOE)として認められ、有効化を決定した旨の報告書をCDM理事会に提出し、当該CDM事業の登録を申請する必要があります。
申請者 | 実施国 | プロジェクト名 | プロジェクトの概要 | 排出削減量予測 |
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清水建設株式会社 | アルメニア共和国 | エレバン市ヌバラシェン埋立処分場メタンガス回収・発電プロジェクト | 埋立処分場において発生するメタンガスを回収し、発電を行うことによって温室効果ガスの排出を削減する。 | 年間平均約13.5万トンCO2 |
(注)
クリーン開発メカニズム(CDM)
先進国の資金・技術支援により開発途上国において温室効果ガスの排出削減事業を実施し、そこから生じる削減量を先進国の削減約束の達成に利用できる制度。途上国にとっても、自国に対する技術移転と投資の機会が増し、途上国の持続可能な開発に資する。
添付資料
- 参考資料1 エレバン市ヌバラシェン埋立処分場メタンガス回収・発電プロジェクト[PDFファイル 177KB] [PDF 176 KB]
- 参考資料2 CDMプロジェクト実施の流れ[PDFファイル 145KB] [PDF 144 KB]
- 参考資料3 これまでに日本政府承認されたCDM/JIプロジェクト[PDFファイル 107KB] [PDF 106 KB]
- 連絡先
- 環境省地球環境局地球温暖化対策課国際対策室
室長:水野 理 (6772)
補佐:小笠原 靖(6796)
係長:辻脇 基成 (6781)