報道発表資料
世界遺産委員会の諮問機関である国際自然保護連合(IUCN)では、昨年12月に世界自然遺産の新規推薦物件の評価委員会が開催され、我が国から推薦している知床についても評価の検討が行われました。今般、その結果を受けて、IUCNから環境省あてに書簡の送付がありましたのでお知らせします。
- 概要
平成16年12月13日~17日にかけて、世界遺産委員会の諮問機関である国際自然保護連合(IUCN)では、世界自然遺産の新規推薦物件の評価委員会が開催され、我が国から推薦している「知床」についても評価の検討が行われました。
今般、その結果を受けて、IUCN地球プログラム長のウィリアム・J・ジャクソン氏から環境省あてに書簡が送付され、その中で、「知床」に関する専門家パネルでの意見について通知されるとともに、意見に対する日本政府の見解が求められています。書簡の内容は別紙のとおりです。
- 今後の予定
○今回の書簡において見解を求められた点については、遅くとも3月末日までに回答することが求められており、今後、関係者や専門家等の意見を聴いて、対応を検討していく予定です。
○IUCNは、その後、5月1日までにユネスコ世界遺産センターへ知床を含む新規推薦物件の評価報告書を提出する予定です。
○その後、その報告書を基に、7月に南アフリカのダーバンで開催される第29回世界遺産委員会で登録の可否が決定される予定です。
添付資料
- 連絡先
- 環境省自然環境局自然環境計画課
課長 :黒田大三郎(6430)
課長補佐:奥田 直久 (6480)
担当 :川越 久史 (6476)