報道発表資料

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1998年01月12日

環境庁地球温暖化対策推進本部第13回会合について

本日午後5時から、地球温暖化対策推進本部第13回会合が開催された。今回の会合では、昨年12月に開催された地球温暖化防止京都会議の結果を受け、全庁を挙げた取組を行うとともに、政府全体の取組を強化するため、「京都会議を受けた環境庁の当面の取組方針」(別紙1)を決定した。また、当本部に「地球温暖化防止推進プロジェクトチーム」を設置した(別紙2)。
1.背景
 一昨年12月に設置された環境庁地球温暖化対策推進本部では、昨年12月に開催された地球温暖化防止京都会議に向けて、地球温暖化対策の強化及び国民各界各層の取組の推進に全力を挙げ、全庁一丸となった取組を進めてきた。
 京都会議において採択された京都議定書において、我が国は2008年から2012年の期間中に温室効果ガス排出量を1990年に比べて6%削減することとなった。この削減目標の確実な達成のため、当本部では引き続き全庁を挙げて地球温暖化対策に取り組むこととしているものである。

2.京都会議を受けた環境庁の当面の取組方針(別紙1)
 京都議定書で定められた我が国の目標の達成のため、環境庁では引き続き全庁を挙げた取組を行うとともに、政府全体の取組の強化のために総合調整を進めることとし、「[1]国内対応措置の推進」として「国内対策推進の法制的基盤等の整備」、「直ちに実行し得る対策の積極的な実施」、「国民各界各層の理解の推進及び自主的な地球温暖化防止行動の促進」に、「[2]ポスト京都会議の国際検討の推進」として「吸収源に関する科学的知見の向上と国際制度上の判断への貢献」、「排出量取引制度等の具体化」、「開発途上国における取組の強化への支援及び途上国を含めた国際的な対策の準備への貢献」、「COP4を目指した環境外交の展開」、「対策推進の科学的な基盤の強化」に取り組む。

3.地球温暖化防止推進プロジェクトチームの設置について(別紙2)
 上記「当面の取組方針」を受け、温室効果ガス排出削減のために早急に取るべき施策の具体化について全庁一丸となって取り組むため、当本部に「地球温暖化防止推進プロジェクトチーム」を設置する。

*別紙1,2については、添付ファイル参照。

添付資料

連絡先
環境庁企画調整局地球環境部企画課
課 長 :柳下 正治(6731)
 補 佐 :小川 晃範(6734)

環境庁企画調整局地球環境部環境保全対策課
課 長 :小林 光  (6740)
 補 佐 :石飛 博之(6737)
 担 当 :大森 友也(6757)