北西太平洋地域海行動計画（NOWPAP）の地域調整部富山事務所開所式及びNOWPAP１０周年記念講演会について

1. 　１１月１日、富山にNOWPAP地域調整部富山事務所が開設され、同日、開所式が開催される。これにより、地域調整部富山事務所は、日本海側で初の国連機関事務局となる。開所式に引き続き、１０周年記念講演会が開催され、NOWPAPの活動の紹介や、メンバー国からの専門家による海洋保全に関する講演が行われる。
   　
2. 　富山での式典には、我が国から、安富正文国土交通審議官、松本省藏環境省地球環境審議官、石川薫外務省国際社会協力部長の他、中沖豊富山県知事、森雅志富山市長が出席を予定し、国連側からは、カカケールUNEP（国連環境計画）事務局次長が出席を予定している。
   　
3. 　富山での式典の後、釜山において、１１月２日午前に地域調整部釜山事務所開所式、２日午後から４日まで第９回NOWPAP政府間会合が開催される。

（参考）NOWPAP（北西太平洋地域海行動計画）

1. 　NOWPAP（North-West Pacific Action Plan）は、国連環境計画（UNEP）が提唱した地域海行動計画の一つであり、日本海及び黄海の環境保全を目的として、1994年、我が国、韓国、中国、ロシアの４か国により発足。本年には設立１０周年を迎える。
2. 　本部事務局の機能を担う地域調整部事務所を日本（富山）と韓国（釜山）の双方で共同設置することが第６回政府間会合（2000年）にて合意。これを受け、本年１１月１日に地域調整部富山事務所、１１月２日には地域調整部釜山事務所が設置されるものである。（両事務所開設まではUNEP本部（ナイロビ）が暫定事務局となっている。）

添付資料

• 別添　NOWPAP 地域調整部富山事務所の開所式等について