報道発表資料
CSR(Corporate Social Responsibilityの略、企業の社会的責任)を検討するため、企業、監査法人、コンサルタント、金融機関、NGO、有識者等からなる「社会的責任(持続可能な環境と経済)に関する研究会」を設置し、第1回研究会を9月30日(木)に開催します。
なお、本研究会は公開とします。
1.趣旨
CSR(Corporate Social Responsibilityの略、企業の社会的責任)に関しては、欧米市場での社会性も含めた企業評価の進展や、日本でも導入されつつあるエコファンドや社会的責任投資ファンドの拡大、企業不祥事の続発などを受け、株主への配当、製品・サービスの提供、雇用の創出に加え、法令や社会的規範を遵守した事業活動の遂行、経営の透明性の向上が求められるようになってきました。また、公正な取引、取引の選択に必要な情報の積極的な開示の必要性が認識され、様々な場での議論や先進的な取組みが進められています。その中でも環境への配慮はCSR活動の重要な要因として考えられています。
そこで、この研究会においては、環境保全や持続可能な経済社会づくりの観点から、専門家による研究会での議論を通して、社会的存在としての企業のあり方、責任を考え、その取組みの支援のあり方を研究します。
2.研究・調査事項
持続可能な経済社会におけるCSR活動の意義を研究し、日本企業が目指すべきCSRにおける環境への配慮やCSR活動の推進にあたっての行政の役割を研究します。
3.研究スケジュール
9月30日(木)に第1回研究会を開催し、平成16年度末を目途に研究結果を取りまとめられるよう、合計5回程度の研究会を開催する予定です。
4.研究会メンバー (敬称略、50音順)
秋山 裕之 | 富士ゼロックス 株式会社 品質グループ長兼CSRグループ長 | |
足達 英一郎 | 株式会社 日本総合研究所 上席主任研究員 | |
荒井 喜章 | 松下電器産業 株式会社 環境本部参事 | |
大木 壮一 | あずさサステナビリティ 株式会社 代表取締役社長 公認会計士 | |
大久保 和孝 | 新日本監査法人 公認会計士 | |
黒田 かをり | CSOネットワーク 共同事業責任者 | |
五所 亜紀子 | NPO法人 環境経営学会 | |
後藤 敏彦 | GRI日本フォーラム 代表理事 | |
齋藤 弘憲 | 社団法人 経済同友会 企画部企画グループ マネージャー | |
酒井 香世子 | 株式会社 損害保険ジャパン CSR・環境推進室 室長代理 | |
坂口 和隆 | NPO法人 シャプラニール=市民による海外協力の会 事務局長 | |
龍井 葉二 | 日本労働組合総連合会 総合政策局 総合局長 | |
長沢 恵美子 | 社団法人 日本経済団体連合会 社会本部 | |
山田 真理子 | 財団法人 日本環境協会 エコマーク事務局 |
5.第1回研究会の開催について
(1) | 日時 | : | 平成16年9月30日(木)13:30~15:30 |
(2) | 場所 | : | 三田共用会議所 C・D・E会議室 |
(3) | 内容 | : |
[1]持続可能な経済社会における企業のあり方や責任 [2]その他 |
(4) | 会議の傍聴 |
本会合は公開です。傍聴を御希望の方は、FAXにてお申し込みください。お申し込みの際には、「社会的責任(持続可能な環境と経済)に関する研究会(第1回)傍聴希望」と明記し、住所、氏名、勤務先、電話番号、傍聴券の送付先(電子メール又はFAX番号)を明記の上、平成16年9月28日(火)正午必着で、以下の連絡先までお申し込みください。お申し込みは傍聴希望者一人につき1通とさせていただきます。 なお、一般の傍聴可能人数は50人を予定しておりますので、傍聴希望者が50人を超えた場合には、抽選といたします。 また、抽選後、傍聴いただける方には傍聴券をご指定いただいた送付先(電子メール又はFAX)にお送りいたしますので、当日必ずお持ちくださるようお願いいたします。(傍聴いただけない場合はその旨の連絡をいたします。) ※マスコミ関係の方は、傍聴登録は不要です。当日、受付にて身分証明書をご提示ください。ただし、カメラ撮りを御希望の方は、前日までに以下の連絡先までお申し込みください。また、カメラ撮りは会議の冒頭のみでお願いいたします。
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連絡先:環境省総合環境政策局環境経済課 担当:石川 TEL:03-5521-8240 FAX:03-3580-9568 |
添付資料
- 連絡先
- 環境省総合環境政策局環境経済課
課長:鎌形 浩史(6260)
補佐:川野 光一(6268)
担当:石川 宣明(6252)