報道発表資料

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2004年09月06日
  • 自然環境

球磨川河口及び藤前干潟の東アジア・オーストラリア地域シギ・チドリ類重要生息地ネットワークへの参加について

 環境省より、東アジア・オーストラリア地域シギ・チドリ類重要生息地ネットワークへの参加を推薦していた球磨川河口(熊本県八代市)及び藤前干潟(愛知県名古屋市)について、この度参加が承認されましたので、お知らせします。  なお、これにより、わが国の上記ネットワーク参加湿地は計8箇所になりました。

新たに参加が認められた湿地の概要

(1)球磨川河口(くまがわかこう)
 八代海の最奥部に広がる球磨川河口の大規模な干潟の一部。「シギ・チドリ類渡来湿地目録」(1997、環境省)に掲載されており、シギ・チドリ類をはじめ、約90種類の野鳥が確認されている。

(2)藤前干潟(ふじまえひがた)
 伊勢湾の最奥部に位置し、伊勢湾に流入する庄内川、新川及び日光川の河口干潟を中心とする地域。特に、シギ・チドリ類の中継地としてはわが国最大規模。平成14年11月にラムサール条約湿地に登録された。

 

東アジア・オーストラリア地域シギ・チドリ類重要生息地ネットワークへの参加日

平成16年8月1日

(参考)わが国におけるこれまでの参加湿地(6ヵ所)

 [1] 谷津干潟(千葉県)

 [2] 吉野川河口(徳島県)

 [3] 漫湖(沖縄県)

 [4] 東京港野鳥公園(東京都)

 [5] 鹿島新籠(佐賀県)

 [6] 大阪南港(大阪府)

添付資料

連絡先
環境省自然環境局野生生物課
課長:名執 芳博(6460)
 担当:守分 紀子(6468)