報道発表資料
環境省より、東アジア・オーストラリア地域シギ・チドリ類重要生息地ネットワークへの参加を推薦していた球磨川河口(熊本県八代市)及び藤前干潟(愛知県名古屋市)について、この度参加が承認されましたので、お知らせします。 なお、これにより、わが国の上記ネットワーク参加湿地は計8箇所になりました。
新たに参加が認められた湿地の概要
(1)球磨川河口(くまがわかこう)
八代海の最奥部に広がる球磨川河口の大規模な干潟の一部。「シギ・チドリ類渡来湿地目録」(1997、環境省)に掲載されており、シギ・チドリ類をはじめ、約90種類の野鳥が確認されている。
(2)藤前干潟(ふじまえひがた)
伊勢湾の最奥部に位置し、伊勢湾に流入する庄内川、新川及び日光川の河口干潟を中心とする地域。特に、シギ・チドリ類の中継地としてはわが国最大規模。平成14年11月にラムサール条約湿地に登録された。
東アジア・オーストラリア地域シギ・チドリ類重要生息地ネットワークへの参加日
平成16年8月1日
(参考)わが国におけるこれまでの参加湿地(6ヵ所)
[1] 谷津干潟(千葉県)
[2] 吉野川河口(徳島県)
[3] 漫湖(沖縄県)
[4] 東京港野鳥公園(東京都)
[5] 鹿島新籠(佐賀県)
[6] 大阪南港(大阪府)
添付資料
- 連絡先
- 環境省自然環境局野生生物課
課長:名執 芳博(6460)
担当:守分 紀子(6468)