報道発表資料
全国星空継続観察は、全国各地で一斉に、肉眼や双眼鏡等を使った身近な方法によって星空観察を行うものです。参加者に光害や大気汚染などのない清澄な大気への関心を高めてもらうことを目的に、昭和63年(1988年)から、毎年2回(夏期及び冬期)実施しています。環境省では、本事業を通じ清らかな大気の大切さを広くアピールするとともに、本調査結果を参考にしつつ、上空への漏れ光が少ない照明器具や明るすぎない照明を普及するなど、良好な屋外照明環境の形成、ひいては、温暖化の防止や地域の大気汚染の改善に向けて、より一層の施策の推進を図っていくこととしています。
- 平成16年度夏期観察の実施
平成16年度夏期観察は、平成16年8月6日(金)から8月19日(木)までを観察期間として実施します。なお、平成14年度以降一時中断していた星空の写真撮影とこれによる空の暗さの客観的測定を今回から再開します。参加方法等についての詳細に関する問い合わせは、各都道府県・政令指定都市・中核市の大気環境行政担当部局へ。環境省子どものページ(スターウォッチング)にも掲載しています。
https://www.env.go.jp/kids/star.html
- 星空継続観察シンボルマーク及びイメージキャラクターの決定
平成15年度冬期観察に併せ募集した本事業のシンボルマーク及びイメージキャラクターが決定しました。今後、本事業の印刷物等に使用します。
- 平成15年度冬期観察の結果(平成16年1月11日~1月24日実施)
(1)参加団体は47都道府県の346団体、参加人数は延べ3,491人。
(2)人工光の多い大都市ほど夜空が明るく、星が見えにくくなりますが、20年間に近い長期の経年変化でも、残念ながら、夜空が明るくなり、星が見えにくくなってきている傾向を読み取れます。
添付資料
- 連絡先
- 環境省環境管理局大気環境課大気生活環境室
室長 :瀬川 俊郎(内線6540)
室長補佐:鈴木 和男(内線6541)
担当 :白井 一成(内線6544)