報道発表資料
環境省では、幅広い事業者の環境配慮への取組を一層促進することを目的として「エコアクション21」の小規模オフィス向け支援ソフトである「環境大福帳」を策定しました。この「環境大福帳」は、オフィス、運輸、サービスなどの比較的環境負荷の発生が少ない事業者等を対象として想定しています。「環境大福帳」を活用して環境配慮の取組を進めることによって、二酸化炭素の削減やコスト削減につながることを体験することができます。
※Windows XPのサポート終了に伴い、本ソフトウェアの提供は終了いたしました。
1.環境大福帳について
環境省では、平成8年に「エコアクション21」を策定し、その普及を図ってきたところです。「エコアクション21」は、中小事業者等の幅広い事業者に対して、自主的に環境への関わりに気づき、目標を持ち、行動することを通じて、二酸化炭素の排出にかかる自主管理を促すとともに、環境負荷低減への取組を促進することを目的としています。
今回、さらに小規模な事業者を主な対象として取組を促進するため、「エコアクション21」の小規模オフィス向けの支援ソフトとして「環境大福帳」を策定しました。「環境大福帳」は、「エコアクション21 2004年版」に沿って構成されており、対象はオフィス、運輸、サービスなどの比較的環境負荷の発生が少ない事業者等を想定しています。電気、ガス、燃料等のデータやその費用を入力することによって、二酸化炭素の排出量や費用について前月との比較や、平均値との比較ができるようになっています。このソフトウェアを利用し、実際に自らの記録を行い、環境に配慮した取組を進めていくことによって、環境配慮の取組が二酸化炭素の削減やコスト削減につながることを体験することができます。
2.入手方法
「環境大福帳」は、環境省のHP(https://www.env.go.jp/policy/j-hiroba/04-5.html)からダウンロードが可能です。
環境大福帳のイメージは、別紙参照[PDF 438KB]
□動作環境
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【参考】
・エコアクション21 2004年版 https://www.env.go.jp/policy/j-hiroba/PRG/index.html
3.今後の取組
環境省では、「エコアクション21」及び「環境大福帳」を広く普及することにより、中小事業者の環境配慮に対する自主的・積極的な取組をさらに促進していきます。
- 連絡先
- 環境省総合環境政策局環境経済課
課長:鎌形 浩史(6260)
補佐:川野 光一(6258)
担当:石川 宣明(6252)