報道発表資料
(公募期間:平成16年4月13日(火)~5月11日(火))
1 趣旨
1997年に開催された国際連合気候変動枠組条約第3回締約国会議(COP3)で採択された「京都議定書」では、温室効果ガスによる地球温暖化防止のため、日本は、2008年から2012年の平均排出量を1990年レベルより6%削減することが定められました。京都議定書には、この削減目標を達成するため、柔軟措置として、「クリーン開発メカニズム(CDM)」や「共同実施(JI)」等の京都メカニズムが盛り込まれております。
既に我が国をはじめとし、EU諸国や中国、インド、ブラジルなどの途上国の多くの国々も批准をし、早期の京都議定書の発効が期待されています。我が国の目標達成のためにも京都メカニズムの活用が重要になってきます。
このような背景のもと、環境省では平成11年度から、CDM/JIの事業化を促進していくため、日本の企業、NGO等を対象に、温室効果ガスの排出削減や吸収源強化につながると考えられるプロジェクト案件の募集及び選定された案件についてのフィージビリティ調査を実施することにより、将来、CDM/JI事業として有望なプロジェクトを発掘するとともに、CDM/JIの仕組みに関する国内・国際ルールづくりのための知見、炭素クレジット獲得のための手法などの蓄積をおこなってきました。
今年度も、同様に募集を行い、将来的にCDM/JIとして効果の高いプロジェクト案件を発掘するとともに、CDM/JIの仕組みに対する国内・国際ルールづくりのための知見を蓄積することとします。
2 募集窓口(事業請負先)
財団法人地球環境センター(GEC)
〒538-0036 大阪府大阪市鶴見区緑地公園2-110
TEL 06-6915-4121 FAX 06-6915-0181
3 | 募集対象 | 企業、NGO等 | |
4 | 募集期間 | 平成16年4月13日(火)~5月11日(火)(午後5時必着) | |
5 | 募集詳細 | (財)地球環境センターのホームページ ( http://www.unep.or.jp/gec/index-j.html ) 及び別紙募集要項をご参照ください。 |
6 | 説明会 | 大阪会場 | : | 平成16年4月19日(月)(財)地球環境センター(GEC)にて | |
東京会場 | : | 平成16年4月20日(火)ホテルグランドヒル市ヶ谷にて |
※説明会への参加方法等詳しい内容については、地球環境センターのホームページをご覧ください。
以上
添付資料
- 連絡先
- 環境省地球環境局地球温暖化対策課
国際対策室
室長:牧谷 邦昭(6772)
補佐:小笠原 靖(6796)
係長:辻脇 基成(6781)
担当:佐川 裕 (6781)