報道発表資料
環境庁は、このほど、関係省庁の平成11年度地球環境保全関係予算の概算要求・要望事項を取りまとめた。
平成11年度地球環境保全関係予算の概算要求額は総額6,575億円(うち情報通信・科学技術・環境等21世紀発展基盤整備特別枠等が249億円)で、平成10年度予算額と比べた伸び率は8.2%となった。
平成11年度地球環境保全関係予算の概算要求額は総額6,575億円(うち情報通信・科学技術・環境等21世紀発展基盤整備特別枠等が249億円)で、平成10年度予算額と比べた伸び率は8.2%となった。
主な概算要求・要望は以下のとおり。
- 温暖化防止森林・緑・国民参加促進対策事業費(農水省)78百万円
- 1.国際的枠組みづくり
- 83.7億円
- 地球環境保全のための国際的な枠組みづくりを積極的に推進する。
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- 国連環境開発特別総会フォローアップ経費(リオ+10支援関係経費)(環境庁)51百万円
- 世界環境デー記念式典開催経費業費(環境庁)47百万円
- ポートステートコントロール体制等の整備に必要な経費(運輸省)83百万円
- 2.観測・監視、調査研究
- 1210.3億円
- 地球環境保全のため、その科学的基礎となるデータの整備・調査研究を行う。
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- 地球変動のメカニズムについての研究(科技庁)1,648百万円
- 地球シミュレータの開発(科技庁)5,457百万円
- 北方林の温室効果ガスフラックスモニタリング(環境庁)126百万円
- 地球環境戦略研究機関拠出金(環境庁)500百万円
- 森林資源モニタリング調査(農水省)250百万円
- 地球温暖化対応21世紀水資源利用調査(国土庁)200百万円
- 地球環境科学分野における研究体制の整備・充実(文部省)23,080百万円
- 3.技術開発、普及
- 4408.1億円
- 地球環境保全のための技術の開発、普及を図る。
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- バイオマスエネルギー利用技術の開発(農水省)110百万円
- 電子デバイス製造プロセスで使用するエッチングガスの代替ガス・システム及び代替プロセスの研究開発(通産省)1,550百万円
- 住宅用太陽光発電導入基盤整備事業費補助金(通産省)16,217百万円
- 新世紀構造材料(超鉄鋼材料)の研究の推進(科技庁)2,790百万円
- 新エネルギー開発研究の推進(文部省)12,289百万円
- 4.環境協力の推進
- 285.6億円
- 開発途上国の地球環境保全のための努力に対し、資金、技術の両面において、協力していく。
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- 中国における持続可能な環境保全協力戦略策定費(環境庁)46百万円
- 国際エネルギー使用合理化等対策事業費補助金(通産省)15,191百万円
- エコ・トランスポート協力支援事業(運輸省)36百万円
- 5.環境配慮
- 7.5億円
- 政府開発援助の実施に際しての環境配慮を強化する。
- 6.国内の持続可能な社会の実現に向けた取組
- 579.3億円
- 身近な生活を地球環境保全型にしていく。
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- 21世紀脱温暖化戦略総合推進費(環境庁)940百万円
- 低公害車普及推進事業費補助(環境庁)405百万円
- 先進的新エネルギー・省エネルギー技術導入アドバイザリー事業費補助金(通産省)700百万円
- クリーンエネルギー自動車普及事業(通産省)10,033百万円
- 建築物における総合的な地球温暖化対策(建設省)3,517百万円
添付資料
- 連絡先
- 環境庁企画調整局地球環境部企画課
課長 :柳下 正治(6731)
課長補佐 :田中 聡志(6734)
担当 :西村 治彦(6735)
:内藤 冬美( 同 )