報道発表資料
環境省は,全国の都道府県等の報告に基づき,平成13年度における悪臭苦情の状況及び悪臭防止法の施行状況を取りまとめた。その概要は次のとおりである。
(1) | 悪臭苦情の状況 平成13年度の悪臭苦情件数は23,776件であり,昭和45年度の調査開始以来,過去最高の苦情件数であった。これは,前年度と比較して2,571件,約12.1%の増加となっている。苦情件数の大幅な増加は,野外焼却や個人住宅に係る苦情の増加によるところが大きい。 |
(2) | 悪臭規制等の状況 悪臭防止法の規制地域を有する市区町村は,平成13年度末現在,全国の市区町村の55.2%に当たる 1,792市区町村(対前年度44市町村増加)であった。 これらの規制地域内において,平成13年度には立入検査が6,844件(前年度5,730件),報告の徴収が772件(同952件),測定が163件(同145件)行われた。また,測定の結果,規制基準を超えていたものは44件(同34件)であり,法に基づく改善勧告が7件(同7件)行われた。また,行政指導が11,376件(同8,381件)行われた。 |
- 連絡先
- 環境省環境管理局大気環境課大気生活環境室
室長:上河原献二(内線6540)
室長補佐:石井 鉄雄(内線6543)
担当:西川,堀内(内線6542)