報道発表資料

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2001年12月17日
  • 保健対策

第4回内分泌攪乱化学物質に関する国際シンポジウム

環境省主催(後援:茨城県、つくば市)の標記シンポジウムが、12月15日から3日間の日程で、つくば国際会議場において開催され、全日程を終了した。
1.シンポジウムの出席者
 17カ国から、研究、行政、産業分野等の関係者のほか一般参加者を含め、のべ約3,000人が出席。
  
 15日(土)約1,200人(一般向け公開セッション)
 16日(日)約  900人(専門家向けセッション)
 17日(月)約  800人(専門家向けセッション)
  
2.シンポジウムの開催状況・内容
 第1日目は、ボー ヤンセン博士によるPOPs(Persistent Organic Pollutants:残留性有機汚染物質)に関する特別講演ののち、内分泌攪乱化学物質問題に対する我が国の取組が紹介された。また、「環境ホルモン21世紀・開かれたアプローチをめざして」をテーマにパネルディスカッションが行われ、内分泌攪乱化学物質の不確実性(わからなさ)や行政が内分泌攪乱化学物質に対応する際のリスクコミュニケーションの重要性について活発な議論が行われた。

 第2日目・第3日目は、各分野の第一線の研究者の発表が下記のプログラムのとおり行われ、最新の知見による議論が繰り広げられた。
 また、環境ホルモン学会によるポスターセッションも合わせて開催され、過去の3回を上回る約390の研究発表が行われ、それぞれの発表パネルの前では参加者による討論が行われた。この他、会場内に霞ヶ浦コーナーが設置され、NGOの活動状況や霞ヶ浦における水質浄化の状況等が紹介された。

添付資料

連絡先
環境省総合環境政策局環境保健部環境安全課第4回内分泌攪乱化学物質問題に 関する国際シンポジウム事務局
課  長:安達 一彦(6350)
 専門官:鷲見 学  (6352)
 専門官:中谷 健二(6356)
 担  当:神山 隆行(6354)