報道発表資料

この記事を印刷
2002年12月09日
  • 総合政策

仙塩広域都市計画(仮称)名取市下増田臨空土地区画整理事業及び (仮称)名取市関下土地区画整理事業に係る環境影響評価書に対する 環境大臣意見の提出について

 環境省は、仙塩広域都市計画(仮称)名取市下増田臨空土地区画整理事業及び(仮称)名取市関下土地区画整理事業に係る環境影響評価書について、環境の保全の見地からの意見を求められたことから、平成14年12月9日付けで国土交通大臣に対し、環境大臣意見を送付した。
 都市計画決定権者である宮城県知事に対しては、国土交通省から、この 環境大臣意見を勘案した意見が述べられることとなる。
 環境大臣意見の概要は次のとおり
 (1) 医療福祉施設に対する振動等への配慮
 仙台空港鉄道に隣接して医療福祉施設用地を計画していることから、鉄道の振動等の影響が生じないよう、必要な措置を講じること。
 (2) 工事中における関連事業からの騒音等を考慮した対策の実施
 本事業と仙台空港鉄道整備事業の工事が近接して行われる場合等には、建設機械の稼動等による騒音、振動の影響の増大が懸念されるため、鉄道事業者と工事工程を調整するとともに、必要に応じ工事中の騒音等について監視、対策を実施すること。
 (3) 工事中の騒音等の監視
 事業実施区域内及び周辺には、学校、住宅が存在することから、建設機械の稼動に伴う騒音、振動の影響について監視を行い、必要に応じ対策を実施すること。
 (4) 水環境への配慮
 工事に伴う濁水に係る予測については、調整池における濁度の低減に関する予測計算が適切なものとなるよう見直すこと。また、工事中において、放流水の濁りの状況について監視を行い、必要に応じて対策を実施すること。
 (5) 動植物の移動等に対する配慮
 調整池に動植物を移動・移植することから、調整池の管理方策については、専門家等の指導、助言を得て、十分検討したものとすること。


<事業概要>
 事業者 組合施行予定
 位  置 宮城県名取市
 規  模 184ha
<アセス手続>
 方法書縦覧 H13. 2.16~H13. 3.15
 準備書縦覧 H14. 2. 1~H14. 2.28

本文はこちら

添付資料

連絡先
環境省総合環境政策局環境影響評価課環境影響審査室
室  長:梶原 成元(内6231)
 審査官:東出 成記(内6232)
 TEL 03-5521-8237(夜間直通)

Adobe Readerのダウンロード

PDF形式のファイルをご覧いただくためには、Adobe Readerが必要です。Adobe Reader(無償)をダウンロードしてご利用ください。