報道発表資料

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2002年12月02日
  • 自然環境

「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」に基づく世界遺産一覧表への記載を推薦する物件について

環境省では、文化庁と共同で、世界遺産条約に基づく世界遺産一覧表への文化遺産の登録候補地として、吉野熊野国立公園及び高野龍神国定公園の一部が含まれる「紀伊山地の霊場と参詣道」を推薦することとしたのでお知らせします。
  1. 今回の推薦物件(詳細については別添資料参照)
        きいさんち    れいじょう さんけいみち
    1) 物 件 名  紀伊山地の霊場と参詣道
    2) 所 在 地  三重県、奈良県、和歌山県の3県、29市町村
    3) 内    容  霊場(吉野・大峯、熊野三山、高野山)
     参詣道(大峯奥駆道、熊野参詣道、高野山町石道)
    4) 保護の担保措置
     【自然公園法】  吉野熊野国立公園
     高野龍神国定公園
     【文化財保護法】  史跡・名勝・天然記念物14件
     国宝・重要文化財27棟の建造物
    5) 自然公園との関係 森林を含んだ霊場全てと参詣道の一部が自然公園と合致

      

  2. 世界遺産条約にかかる経緯
    1) 我が国は平成4年9月に世界遺産条約に締結
    2) 我が国からは、現在までに自然遺産2物件、文化遺産9件が世界遺産一覧表に登録されている。

     

  3. 今後の予定
     世界遺産条約関係省庁連絡会議において政府としての推薦を決定した後、平成15年2月1日までに外務省を通じUNESCO世界遺産センターへ推薦書が提出される予定。
     その後、専門家による審査が行われた後、平成16年6月頃開催予定の第28回世界遺産委員会(開催地未定)において、世界遺産一覧表への登録の可否が決定される。

添付資料

連絡先
環境省自然環境局自然環境計画課
課長 田部 和博(6430)
 補佐 奥田 直久(6481)
 担当 堀内 洋 (6436)

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