報道発表資料
環境省は、住友金属工業(株)住友金属鹿島火力発電所建設計画(茨城県鹿嶋市)に係る環境影響評価準備書について、環境大臣意見を提出した。環境影響評価法及び電気事業法の規定に基づき、平成14年7月19日付けで経済産業大臣より環境の保全の見地からの意見を求められたことから、9月11日付けで同大臣に対し環境保全上の観点から意見を述べたもの。
主要な意見の概略は以下のとおり。
主要な意見の概略は以下のとおり。
(1) | 環境影響評価法においては、環境影響が可能な限り回避、低減されているか否かに関する評価が基本であるため、それらを環境基準等との整合性 に関する評価とは区別して評価書に分りやすく記載すること。 |
(2) | 既設製鉄所を含めた事業所全体のばい煙排出量の削減について、その具体的な対策の内容を評価書に十分記載すること。 |
(3) | 石炭は、他の燃料より発電量当たりの二酸化炭素排出量が多いことから、[1]事業場全体の排出量及び具体的な対策とその対策による削減量を明らかにしたうえで二酸化炭素の予測、評価を行うこと。[2]毎年1%のエネルギー効率の改善目標を着実に達成するとともに、事業場全体として省エネルギーの推進、化石燃料の削減等を進め、更なる二酸化炭素排出量の削減に努めること。 |
[事業概要]
計画位置 |
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事 業 者 |
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発電方式 | 汽力 | ||
出 力 | 50.7万kW | ||
燃 料 | 石炭約110万t/年 | ||
用 地 | 対象事業実施区域 約940ha、発電設備計画地 約12.5ha | ||
運転開始 | 平成19年6月(予定) |
添付資料
- 連絡先
- 環境省総合環境政策局環境影響評価課環境影響審査室
室 長 梶原成元(内6231)
審査官 北村昌文(内6239)