報道発表資料

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2002年08月07日
  • 大気環境

環境測定分析統一精度管理調査に関する平成13年度調査結果の取りまとめと平成14年度調査の実施について

  1.  環境省では、環境測定分析の信頼性の確保及び精度の向上等を目的として、環境測定分析統一精度管理調査を実施しているが、前年度に引き続き平成13年度においてもダイオキシン類等を対象とする調査を実施したところであり、今般、平成14年度環境測定分析検討会において、その結果を取りまとめた。
     
  2.  平成13年度は、COD等(COD、全窒素、全燐の3項目)を調査項目とした模擬水質試料1、環境ホルモン類(フタル酸ジ-n-ブチル、ノニルフェノールの2項目)及び揮発性物質(エチルベンゼン、塩化アリル、塩化ビニルの3項目)を調査項目とした模擬水質試料2並びにダイオキシン類(ダイオキシン類及びコプラナーPCB)を調査項目としたばいじん試料を対象として調査を行った。地方公共団体及び民間の分析機関の回答は、前者が106機関、後者が458機関であった。異常値(はずれ値)を除外した後の各分析機関のばらつきについては比較的良好であり、過去に実施した調査結果等と比べても相応な精度が確保されていることがわかった。
     
  3.  今般得られた結果に関しては、分析上の留意点とともに参加した分析機関にフィードバックを行うことを目的として、9月中旬以降に全国3ヶ所において調査結果説明会を開催することとし、本日から参加者を募集する。
     
  4.  平成14年度の調査に関しては、金属類を調査項目とした土壌試料、環境ホルモン等を調査項目とした模擬水質試料、揮発性有機物質を調査項目とした模擬大気試料及びばいじん中のダイオキシン類を調査項目としたばいじん試料を対象として精度管理調査を行うこととし、本日より公募を開始する。
     
  5.  また、近日中に環境測定分析統一精度管理調査ホームページの公開を行う予定であり、「http://www.seidokanri.jp」にアクセスすることで、環境測定分析統一精度管理調査に関する情報を閲覧することができる。(別紙1参照


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添付資料

連絡先
環境省環境管理局総務課環境管理技術室
室   長:安藤 憲一(内6550)
 室長補佐:伊澤 誠資(内6551)
 担   当:進藤 和澄(内6557)
       :井上 聡 (内6554)

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