壱岐対馬国定公園の公園区域及び公園計画の見直し（点検）に関する意見の募集について

壱岐対馬国定公園は、日本とアジア大陸を隔てる玄界灘に浮かぶ壱岐と対馬の両島の地域で、複雑に入り組んだリアス式海岸の典型である浅茅湾を始めとして、各所に見られる海食崖などの変化に富んだ海岸景観や大陸の影響を思わせる特異な動植物、長い歴史によって培われた豊富な人文景観に恵まれ、昭和４３年７月２２日に指定された。昭和５３年６月１６日には海中公園地区も指定され、さらに自然保護と公園利用増進のために土地の公有化や利用施設の整備拡充も行われてきた。その後、平成２年５月７日に公園区域及び公園計画の全般的な見直し（再検討）が行われている。
　今回の点検は、この再検討以降１０年以上を経過しており、その間公園区域内の土地利用の状況等も変化していることから、公園区域及び公園計画の変更（第１回点検）を行うものである。この変更に先立ち、環境省では変更案を作成したので、これを公表し、広く国民の意見の募集を行う。
　なお、提出された意見については、その概要を取りまとめて公表するとともに、中央環境審議会自然環境部会に報告することとしている。

連絡先

環境省自然環境局国立公園課
課　長　田部　和博(6440)
　担　当　阿蘇品,笠間(6438・6449)