報道発表資料

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2001年07月10日
  • 自然環境

トキの個体管理について

国内希少野生動植物種であるトキについては、佐渡トキ保護センターにおいて、現在、本年生まれた11羽の雛を含めて、18羽のトキを飼育しています。
 今後、トキの個体数の増加が見込まれることから、トキの個体の管理を確実に行うため、今般、個体管理の方法を決定しましたので、お知らせします。

 トキの個体管理について

(1) トキの個体数は、今後、順調に増加するものと見込まれることから、個体の管理を確実に行うため、すべての個体に個体識別用足環を装着する。
 
(2) 劣性遺伝等の障害の発生を回避する観点から、個体の血統、成育歴等の記録及び管理を的確に行うため、個体ごとに管理番号を付すとともに、「トキ記録簿」を作成する。
 
  トキの個体管理の運用方針は、別添のとおり。
 
   なお、個体数の増加により、それぞれの個体に名前を付けることは、名付けの方法と飼育現場対応の両面で継続的実施が難しい状況であるため、従来行ってきた個別名称による個体識別は今後行わないこととする

添付資料

連絡先
環境省自然環境局野生生物課
課  長  黒田 大三郎(内線6460)
 補  佐  鳥居 敏男  (内線6462)
 専門官  田村 省二  (内線6464)
 

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