報道発表資料

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2001年05月01日
  • 自然環境

里山における保護・ふれあい活動団体等の情報提供のお願い

環境省は、全国の「里山」における自然保護・ふれあい活動の事例収集を行っているが、より広い事例収集を行うために、活動を行っている団体、活動フィールド等の情報提供をお願いする。
  1.  平成12年末に閣議決定された、新しい環境基本計画においては、里山な
    ど二次的自然環境の保全について、「里山をはじめとする二次的自然環境については、多様な生物の生息・生育空間、自然とのふれあいの場、都市域の緑地などとして様々な機能をもっていることから、稀薄化した人と自然との関係の再構築という観点に立った保全の取組を推進する」ことが記述されています。
     全国各地の里山では、現に、様々なかたちで自然保護・ふれあい活動がなされており、この実態を踏まえた取組が必要となります.。
     
  2.  環境省自然環境局では、平成11年度から(財)日本自然保護協会に委託して全国の里山におけるふれあい活動の事例収集を行ってきたところですが、その中で全国各地の多くの活動団体等がリストアップされています。現段階のリスト(約800件)は、(http://www.satoyama.org/)でご覧いただけます。
    (現段階のリストの概要は別紙参照
     
  3.  上記リストは、あくまでも暫定的なものであり必ずしも全国の里山における活動団体や活動フィールドを網羅しているとは言えないことから、インターネットを通じて上記リスト以外の活動団体等の情報を広く収集したいと思います。
     新しい活動団体、活動フィールドに関する情報提供は、上記サイトから入力できるようになっていますので、里山における自然保護・ふれあい活動を行っている団体のご協力をお待ちしています。
     情報の提供は、概ね、5月末までにお願いします。(注)
     
  4.  提供いただいた情報は、最終的にリストとして整備し、公開します。本リストは、活動フィールド間での情報交換にお使いいただくこともできますし、環境省としては、里山の保全に関する基礎資料、生物多様性国家戦略見直しのための基礎資料として活用させていただきます。
(注)  5月初旬(1週間程度)は、情報登録のシステムは試験運用中です。情報提供は5月中旬以降にしていただくと確実です。

添付資料

連絡先
環境省自然環境局自然環境計画課
課  長 小野寺 浩(内線 6430)
 企画官 渡辺 綱男(内線 6490)
 補  佐 植田 明浩(内線 6480)