報道発表資料
環境省は、ヴィエトナム科学技術環境省との共催により、平成13年3月7日にハノイ市において、水俣病経験を伝えるための普及啓発セミナーを開催する。
セミナーには、日本から水俣病患者、被害地域住民、学識経験者、関係自治体職員及び環境省職員が参加し、それぞれの立場から水俣病の原因究明過程、健康影響、地域社会への影響等、水俣病の経験を発表し、公害の未然防止や公害が生じた際の迅速な対応の重要性をヴィエトナムの行政官、研究者等に伝える。
セミナーには、日本から水俣病患者、被害地域住民、学識経験者、関係自治体職員及び環境省職員が参加し、それぞれの立場から水俣病の原因究明過程、健康影響、地域社会への影響等、水俣病の経験を発表し、公害の未然防止や公害が生じた際の迅速な対応の重要性をヴィエトナムの行政官、研究者等に伝える。
(経 緯) | |
水俣病問題の解決に当たっては、平成7年12月に閣議決定された内閣総理大臣談話において、当時の村山総理が「水俣病の悲劇を教訓として謙虚に学び、世界の国々に対し、我が国の経験や技術を活かして積極的な協力を行うなど国際的な貢献をしてまいる所存。」と表明した。 これを受けて環境省(当時は環境庁)は、特に開発途上国を中心に水俣病の経験から得た教訓を伝えるため、平成8年度以降、インドネシア、フィリピン、タイ、中国において順次「水俣病経験の普及啓発セミナー」を開催してきたが、今年度は、その5回目として、水銀汚染を始めとする環境問題の解決に向け積極的に取り組んでいるヴィエトナムにおいて開催するものである。 |
(日 時) | 平成13年3月7日(水) |
(場 所) | メリアハノイ(ハノイ市) |
(主 催) | 日本国環境省 ヴィエトナム社会主義共和国科学技術環境省 |
(実施機関) | (財)水と緑の惑星保全機構 ヴィエトナム社会主義共和国科学技術環境省国際関係局 |
(協 力) | 在ヴィエトナム日本国大使館 |
(プログラム) | 別紙のとおり |
(参加者) | 約200人 行政担当者、地方行政担当者、研究者、医療関係者、学生等 |
添付資料
- 連絡先
- 環境省総合環境政策局環境保健部環境保健企画管理課特殊疾病対策室
室長 :原 徳壽 (内6330)
室長補佐:桑田 信男(内6331)
03-5521-8257
(ダイヤルイン)