報道発表資料
ヒアリング等の実施後,その成果を整理し,これを踏まえ数回部会において総合的体系的な廃棄物・リサイクル対策の在り方についてさらに審議し,年内を目途として議論の整理を行う予定。
【 概 要 】
1 質問事項
(1) | 廃棄物減量化やリサイクルの推進についての現在の取組状況 |
(2) | 望ましい循環型社会の構築に向けて必要なこと |
(3) | 廃棄物部会においてとりまとめた「総合的体系的な廃棄物・リサイクル対策の基本的考え方(たたき台)」に対する意見 |
(4) | その他 |
2 ブロック別ヒアリング(全国3ブロック)
- 以下の3ブロックにおいて,中央環境審議会廃棄物部会委員数名を派遣し,ヒアリングを実施。
- 廃棄物・リサイクルに関わる活動を行っている個人又は団体を募集し,これまでの取組状況や,今後望ましい循環型社会を構築して行くに当たって必要なことなどに関する意見を発表していただいたうえで,派遣委員との質疑を行う(意見発表申込先は環境庁事務局-「4 問い合わせ先等」参照)。
ブロック | 開催日時 | 開催場所 | 意見発表申込期限 |
---|---|---|---|
傍聴申込期限 | |||
北海道・東北・関東 | 9月10日 | 山形県山形市香澄町1-1-1 ホテルメトロポリタン山形 |
8月20日 |
9月1日 | |||
中部・近畿 | 10月6日 | 石川県金沢市石引4-17-1 石川厚生年金会館 |
9月17日 |
9月25日 | |||
中国・四国・九州・ 沖縄 |
10月8日 | 福岡県北九州市小倉 北区浅野2-14-2 リーガロイヤルホテル小倉 |
9月18日 |
9月28日 |
3 部会ヒアリング(全国的な活動を行う団体を対象として実施)
- 下記の要領で廃棄物部会を開催し,廃棄物・リサイクルに関して全国的な活動を行っている団体からのヒアリングを実施。各分野の代表的な団体の他,意見発表を希望する団体の募集も行う。(意見発表申込先,傍聴申込先は環境庁事務局-「4 問い合わせ先等」参照)
【部会ヒアリング開催日時等】
(開催期日)平成10年8月27日(木)
(開催場所)中央合同庁舎5号館別館共用第23会議室(8階)
(意見発表申込締切)平成10年8月14日(金)
※9月~10月にかけてもう一度部会ヒアリングを実施する予定ですので,8月14日以降も引き続き意見発表をご希望の団体を募集します。開催日時,場所,意見発表申込期限等については,改めてお知らせします。
4 郵便,ファックス,電子メールによる一般意見の募集
(募集期間) | 本日から平成10年10月12日(月)まで |
(様式等) | 氏名,住所,年齢,職業,連絡先,電話番号を明記 郵便,ファックスの場合,A4(縦置き,横書きで2枚程度) |
5 問い合わせ先等
意見発表・部会ヒアリング傍聴等申し込み先,問い合わせ先
中央環境審議会廃棄物部会事務局
〒100-8975 千代田区霞ヶ関 1-2-2
環境庁水質保全局海洋環境・廃棄物対策室内
TEL 03-3581-3351 (内線 6624~6627 )
FAX 03-3593-1438
E-MAIL junkan @ eanet.go.jp
※傍聴申し込み:往復はがきのみ
※意見発表申し込み:郵便(封書)のみ
※一般意見応募:郵便,ファックス,電子メール
※ なお,ブロック別ヒアリング傍聴申し込み先については,下記の通り各ブロック別ヒアリング開催自治体の担当部局(申し込みは往復はがきで)。
{1} 北海道・東北・関東ブロック
山形県文化環境部環境企画課
〒990-8570 山形市松波 2-8-1
TEL 023-630-2335 / FAX 023-630-2133{2} 中部・近畿ブロック
石川県環境安全部環境政策課
〒920-80 金沢市広坂 2-1-1
TEL 076-223-9166 / FAX 076-222-1117{3} 中国・四国・九州・沖縄ブロック
北九州市環境局計画課
〒803-8501 北九州市小倉北区城内 1-1
TEL 093-582-2187 / FAX 093-582-2196
別添
「総合的体系的な廃棄物・リサイクル対策の在り方」に関する意見の募集について
平成10年7月31日(金)
中央環境審議会廃棄物部会長
平 岡 正 勝
社会経済活動が大量生産・大量消費・大量廃棄型となり,高度化することにより,廃棄物の排出量が増大するとともに,その質が多様化してきています。これに伴い,廃棄物処分量の増大により環境への負荷が将来に向けて累積していくことが懸念されるとともに,最終処分に係る環境汚染への不安が全国で社会問題化しています。
本部会では,こうした状況に適切に対処し,廃棄物に係る環境への負荷を総合的に低減するため,環境との直接の接点である廃棄物の最終処分のあり方について考えるとともに,生産→流通→消費→廃棄・再利用というモノの流れの中で最下流にあたる最終処分段階に廃棄物に係る環境への負担をしわ寄せする現在の社会を根本的に見直すため,最終処分からさかのぼって,総合的かつ体系的な廃棄物・リサイクル対策について検討を行いました。その結果として,このたび,今後の国民的な議論のたたき台とするため,「総合的体系的な廃棄物・リサイクル対策の基本的考え方」(以下「基本的考え方」)をとりまとめました。
廃棄物・リサイクル対策を総合的かつ有効に進めるためには,社会を構成する全ての主体のご理解とご協力が必要であると考えられますので,国民各界各層の意見を広く伺い,今後の審議に反映することが必要であると判断しました。そこで,別紙のとおり,
- ブロック別ヒアリング
- 全国的な活動を行う団体からの部会ヒアリング
- 郵便,ファックス,電子メールによる一般意見の募集
を行うこととしましたので,「基本的考え方」を御参照いただき,これまでの取組の状況や,今後,望ましい循環型社会を構築していくに当たって必要なことなどに関する御意見のほか,当部会のまとめた「基本的考え方」に対する御意見など幅広く皆様の声をお寄せください。
添付資料
- 連絡先
- 環境庁中央環境審議会廃棄物部会事務局
環境庁水質保全局企画課海洋環境・廃棄物対策室
室 長:太田 進 (6620)
補 佐:川田 晴紀(6625)
竹内 純一(6637)
担 当:鮎川 智一(6627)