報道発表資料

この記事を印刷
1999年05月19日

「環境影響評価の実施について」の廃止について

 環境影響評価法が平成11年6月12日から新たに施行されることに伴い、現行の環境アセスメント制度(いわゆる「閣議アセス」)を廃止する旨を閣議決定する 。
  5月20日(木)  事務次官等会議
  5月21日(金)  閣議

1.趣旨

 閣議アセス制度は、「環境影響評価の実施について」(昭和59年8月28日閣議決定)を実施根拠として、10余年にわたって運用が行われてきた。
 その後、これを充実・改善する形で「環境影響評価法」が平成9年6月に制定されたため、同法の全面施行(平成11年6月12日)にあわせて、閣議アセス制度を廃止するものである。
 閣議アセス制度は、昭和61年8月に評価書が公告された淀川左岸線(道路)を最初に、平成10年度末までに425件の事業がその手続を終えている。

2.閣議決定の内容

(1) 「環境影響評価の実施について」の閣議決定を廃止すること。
(2) 閣議決定に従って行政指導等の措置を行っている国の行政機関は、その廃止等の所要の措置を講ずること。

添付資料

連絡先
環境庁企画調整局環境影響評価課
課長 : 寺田 達志(6230)
 担当 : 黒川陽一郎(6234)