報道発表資料
川崎市の大気環境改善土壌浄化施設(平成10年度第3次補正による環境庁補助事業)が完成し、12月17日(金)に同市主催の完成式典が行われる。
1. 趣旨
緊急に大気環境改善対策を行う必要のある大気汚染の著しい地区において、道路沿道のNOx等を直接浄化するため、モデル的な施設として新型の土壌浄化施設を設置し、新技術の開発や実用化に向けた実証実験を行うとともに、当該地区の大気環境の改善を図るものである。
この施設では、大気中のNOx除去量や大気環境濃度の低減効果、運転に要する経費等の調査を実施する。 この事業は、10年度第3次補正として予算化し、川崎市南部地区対策の一環として同市に補助したもので、施設の完成に伴って、市主催の完成式典が行われる。
2. 施設の規模等 設置場所:川崎市川崎区池上新田公園内 面 積:250平方メートル×2層=500平方メートル 処理風量:最大 72,000m3/h 施設の概要:土壌をフィルター代わりにして大気を浄化させる装置。 大気汚染物質の窒素酸化物(NOx)や硫黄酸化物(SOx)、 浮遊粒子状物質(SPM)等が除去できる。 3. 完成式典 (1) 日時 平成11年12月17日(金)午前10時30分~ (2) 場所 川崎市川崎区池上新田公園 (3) 出席者(出席予定者) 環境庁大気保全局長、川崎市長、市議会議員、行政関係者 他 ※ 完成式典は、カメラ撮り及び取材が可能です。
添付資料
- 連絡先
- 環境庁大気保全局自動車環境対策第一課
課 長 :鈴木 安次(6520)
補 佐 :若林 健一(6525)