報道発表資料

この記事を印刷
2014年08月01日
  • 総合政策

「東北地方ESDプログラム チャレンジプロジェクト2014」のキックオフについて(お知らせ)

環境省では、「持続可能な開発のための教育(ESD※1)」の視点を踏まえた環境教育や環境保全活動の促進に向けた施策として、東日本大震災という大きな自然災害を経験された東北地方における取組を基に、東北発となる新しいESDのプログラムをとりまとめました。
今年度も、これらのプログラムを東北地方において実践・展開し、東北地方全域へ周知・拡大していくため「東北地方ESDプログラム チャレンジプロジェクト2014」を実施しいたしますので、プログラムにチャレンジいただける実践者を募集いたします。
※1 ESDとは、Education for Sustainable Development(持続可能な開発のための教育)の略称

1.「東北地方ESDプログラム チャレンジプロジェクト」の概要について
環境省では、東日本大震災という大きな自然災害を経験された東北地方の皆様が、この経験を機に
取り組まれている環境保全活動や環境教育等を調査し、これらを基に10 種類のプログラム※(別添)
を作成し、昨年度これらのプログラムを東北地方全域で実践していただき、東北発のESDの取組と
して平成26 年2月に発表会を開催いたしました。
今年度は、さらにその成果を全国へ発信するとともに、11 月に愛知県名古屋市及び岡山県岡山市で
開催される「持続可能な開発のための教育(ESD)に関するユネスコ世界会議」(国連教育科学文化
機関(ユネスコ)と日本政府の共催)においても、世界に発信していきたいと考えています。
あわせて、「東北地方ESDプログラム チャレンジプロジェクト2014」として、東北6 県(青森
県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県)の幼稚園・保育園、小学校、中学校、高等学校、企
業、NPO、児童・生徒のグループなど、様々な主体が工夫を凝らしながらプログラムにチャレンジして
いただき、その成果を発表、表彰する事業を展開することとしています。

2.「東北地方ESDプログラム チャレンジプロジェクト2014」のエントリー方法等について

〇対象地域:東北6 県(青森県・岩手県・宮城県・秋田県・山形県・福島県)

〇対 象 者:10 のESDプログラム、もしくはその他のESDプログラムに取り組む保育所や幼稚
園、小中高等学校(クラス単位、部活動や委員会等を含む)、大学の学生サークル、企
業や団体など

〇受付期間:平成26 年8月1日~平成26 年9月30 日

〇発表表彰:平成26 年11 月22 日(土)(予定)
夢メッセみやぎ西館「アクセル」展示場(宮城県仙台市)
優秀な取組について環境大臣賞などの表彰をおこないます。

〇エントリーは以下のサイトから、おこなってください。
「東北地方ESD プログラム チャレンジプロジェクト2014」特設サイト
https://www.eeel.go.jp/env/tohoku_esd_challenge/
※その他、不明な点は下記事務局までお問い合わせください。
<東北地方ESDチャレンジプロジェクト事務局>
〒171-0021 東京都豊島区西池袋2-30-20 音羽ビル((公財)日本生態系協会内)
TEL 03-5951-0244 FAX 03-5951-2974
E-mail tohoku_esd@ecosys.or.jp

<(参考)「東北ESDプログラム チャレンジプロジェクト2014」10 のプログラム>
1.野菜くずから堆肥づくりにチャレンジ! 「野菜から野菜をつくろう」(※幼児向け)

2.自分たちの地域や自然調べにチャレンジ! 「地域まるごとウォークラリー」

3.自分の地域の森を知ることにチャレンジ! 「理想の森さがし」

4.自然の絆を地域の川を通じて学ぶチャレンジ! 「山と海をむすぶ「川」」

5.海の役割と人とのつながりを学ぶチャレンジ! 「地域の漁業を支えるつながり」

6.大地と食と人のつながりを感じる体験にチャレンジ! 「自然とともに生きる農業」

7.日々の暮らしと自然災害を考えるチャレンジ! 「自然災害と地域との様々なつながり」

8.エネルギーと自分たちの生活を考えるチャレンジ! 「エネルギーと新しい東北を考える」

9.捨てられる資材を上手に使ってパーティにチャレンジ!「3R でParty しよう!」

10.地域の文化や伝統に触れて伝えるチャレンジ! 「伝統文化から地域を伝える」

連絡先
環境省総合環境政策局環境経済課環境教育推進室
直通 03-5521-8231
代表 03-3581-3351
室長 鈴木 義光(内線6240)
担当 山口 和宏(内線6272)