報道発表資料
環境省では、コアジサシの保護、特に繁殖地の保全の指針として、「コアジサシ繁殖地の保全・配慮指針」をとりまとめました。
今後、関係者がコアジサシ繁殖地の保全に役立てるため、広く活用することを想定し作成しましたので公表します。
コアジサシは、日本に夏鳥として渡来し、河川や海岸でコロニーを作り集団繁殖します。本亜種は絶滅が危惧されており、環境省の第4次レッドリスト(平成24年8月)で絶滅危惧 II 類に位置づけられています。また、日豪等の二国間渡り鳥条約に基づき、「絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律」で、国際希少野生動植物種に指定されています。
このため、コアジサシの専門家による検討会等を踏まえ、「コアジサシ繁殖地の保全・配慮指針(案)」をとりまとめ、平成26年2月24日(月)から3月15日(土)までパブリックコメントを実施し、その結果を踏まえ、今回公表するものです。
内容は、コアジサシ繁殖地の保全・配慮の考え方や具体的手法等を示し、コアジサシの保護活動等に取り組む関係者が、コアジサシ繁殖地の保全に役立てることができるようとりまとめています。
(添付資料)
「コアジサシ繁殖地の保全・配慮指針」
こちらの添付資料は以下の環境省報道発表資料のURLから入手できます。
https://www.env.go.jp/press/index.html
添付資料
- 連絡先
- 環境省自然環境局野生生物課
(代表:03-3581-3351)
(直通:03-5521-8282)
課長 :中島 慶二 (内線:6460)
課長補佐 :田中 直哉 (内線:6465)
係長 :桝 厚生 (内線:6670)